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「……目が覚めたか」

『あなた……誰?』

目が覚めると、目の前には、知らない男の人が佇んでいた。見覚えのない顔にじっと見つめられ、思わず私は困惑する。

「俺は冨岡義勇だ。お前こそ、俺の屋敷で何をしている」

『何って言われても……。私、何も覚えてない』

立ち上がると、ふわっと浮いた感覚があった。体に重力を感じない。近くにある家具を触ってみても、通り抜けてしまった。

嘘。これだと、まるでーー。

「……幽霊」

咄嗟に体が強張る。義勇と名乗ったその人は、私を真っ直ぐに見据えてこう言った。

「今日から此処で暮らせ」

『…………は?』

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

いや、何て言うんだろ…。
とりあえず、お久し振りですわらび餅 改めkarinです。

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やーっと!
新作を書き始めました。

今回は、みんな大好き義勇さんのお話です。執筆状態:連載中




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作者名:karin | 作成日時:2020年7月17日 21時

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