【銀魂】元攘夷志士司令官は幕府専属医師

十四訓 姫様家出篇(違う話も入っとるけど気にしない気にしない) ページ15

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『え。姫様が？』



今日もいつも通りに江戸城へ行けば、

じいやさんが物凄い顔でうちの所へ来て



「姫様が城に居ないのじゃっ!!!!」



と言って、うちの服を掴んでガンガンに揺らしてくる


いや、酔うから。マジで。今吐き気してきたよ。



「お主も手伝え!!」



と言われてうちも手伝うことになった




姫様が居なくなったのは正直とても心配だ

もし姫様に何かあったら事件どころでは無いだろう



そんなこんなでうちは真夏の暑い中、

外を歩き回っている



『暑い…………。』



何でこがん日差し強かとさ…


幾ら姫様の為とはいえ、

こんなに暑いんじゃ探すのも辞めたくなる



暑さに耐えながら歩いていれば

自販機の所に見覚えのあるＶ字前髪の奴が居た



「げっ、闇医者じゃねェか。」

『誰が闇医者だ。Ｖ字野郎』



何でこうもコイツと会うとやろうか



「俺は今忙しいんだ。

てめェの文句に付き合ってる暇はねェ」


いや、そっちが話しかけたとやん


そう言えば、真選組も姫様探しとるって

じいやさん言いよったな……



『もしかして、姫様探してるんですか？』


「……てめェもか？」



なんで質問を質問で返すとさ！


やっぱこん人(この人)と話しよったら

何でもイライラする


でも、この反応はイエスと受け取って良いんだろう


『まあ、そんな所です。』

「もし見つけたら連絡しろ。」


そう言って携帯番号が書かれた紙を渡される


『…………ホントは嫌ですけど、

姫様の為なんで今回は協力してあげます。』


「ホントてめェの言い方腹立つな。」



そう言うとどこかへ行った土方さん




うちも姫様を探そうとまた歩き出す



すると曲がった角から聞き覚えのある声が聞こえた


「次はここネ!!」

「あ、女王さん待ってください！」

















そこには、姫様と神楽ちゃんが居た

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