二眠り目。 ページ2
え？
だ、
だだだだだ誰!?
茶色いベストを着たその少女は、顔をこちらに向けて、数秒間静止した後、また机に倒れ込んだ。
静まり返ったこの部屋で、聞こえるのは彼女のすー、すーという気持ち良さそうな寝息のみ。
……また眠ったらしい。
本当に誰だこの娘！
いや、ここにいたんだから、多分探偵社の人か何かだろうけど……
ど、どうすればいいんだこの状況。
爆弾魔も、この娘に気づいていなかったらしく、額に汗を浮かべている。
人質の女性は、驚いた顔をして少女を覗きこもうとしていた。彼女もこの少女に気づいていなかったらしい。
後ろを振り向くと、物陰に隠れた太宰さんも、手を挙げたままの国木田さんも、同じような表情を浮かべていた。
「なんで居るんだお前」っていう表情だ。
誰もが呆然としている中、ついに爆弾魔がはっとしたようにあちらに銃を向けた。
「あ、アンタは太宰Aだろうっ。確か『斜陽』とかいう異能を使うンだ！」
そんな彼の言葉を聞いて、
ああ、やっぱりこの娘は武装探偵社の1人だったのか。
まず頭に浮かんだのは、そんなことだったけれど……
待てよ、と気付く。
今、この人、
……�狢精豊瓩辰童世錣覆�ったか？
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まっちゃ - すごく面白いです！更新待っています (2021年8月17日 14時) (
レス) id: bd6a8b3525 (このIDを非表示/違反報告)
すい - はじめまして。つい、一気に読みきってしまいました。 素敵な作品をありがとうございます！！ (2020年8月10日 20時) (レス) id: 00923fd203 (このIDを非表示/違反報告)
水団子(プロフ) - キタさん» お気遣いの言葉、ありがとうございます。作者は受験生の身ということもあり、春までは超不定期更新が続くと思いますが、少しずつ更新して行きたいと思っております。コメントありがとうございました (2016年11月4日 4時) (レス) id: 5a4cb24d14 (このIDを非表示/違反報告)
キタ - 続き、待ってます！あ、でも無理はしないで頂きたいです……(汗 (2016年8月7日 17時) (レス) id: 8f0d08bbdf (このIDを非表示/違反報告)
水団子(プロフ) - キタさん» まじですか……光栄すぎて言葉出ねぇです……夢主ちゃんについても、これから明らかになっていく予定ですので、どうぞ生温かい目で見守りください。コメントありがとうございました (2016年7月11日 2時) (レス) id: 851c864111 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水団子 | 作成日時：2016年5月15日 5時
