☆27話 ページ28
Aside
剣城君は驚きを隠せないまま静かに私の方を見ていたが私は気にせずにゆっくりとボールを転がしながら信助君の方へ静かに歩み進めている
信助「(A先輩の必殺技が来る...!)こ、ここは僕が止めます...!!」
『私の必殺技を必死で止めようとするなんて大したものだわ。だけど...天使の羽ばたきって聞いた事があるかしら?』
信助「えっ...?」
私は物静かな声で信助君に問いかけると信助君は驚いた表情をする
さて...次はあの必殺技を使ってみようかしら?
見せたら...きっと分かるでしょうね...
背中から白い羽が出現し、そのまま空中へ飛び上がった途端、みんなは唖然と見てくるが私は気にせずに集中しながらボールに力強く力を込める
これが...私の必殺技!!
『極ゴッドノウズ!』
私は必殺技を言った後にボールを力強く蹴るとボールはゴールへ向かっている
その時、信助君の背中から黒い影が出現した
あれは...化身ね...この学園にも出せる子がいたとは驚いたわ...
信助「うおぉおぉおぉぉお!!!!護星神タイタニアス!...マジン・ザ・ハンド!!!今まで見た事のない力だ!!うわぁぁあっ!!!!」
バシューン!!
信助君は私の必殺技を止められず、そのままゴールした
まだまだ彼にも弱い所があるわね...
『フフッ)ゴールが決まってよかったわ!化身を出してもよかったけど信助君に怪我したら危ないからね』
私は微笑みながらそう言った途端、剣城君が私の方へ近づいてくる
えっ...?私、何かしたかしら...?
剣城「......さすが【最強の戦女神】ですね。先輩の必殺技を見て思い出しました。5年前に有名になったあの天才サッカープレイヤーって先輩の事ですよね?」
剣城君が物静かな声でそう言った途端、周りのみんなの目が一気に見開いた
あらあら...必殺技だけで当てちゃうなんて...さすが剣城君ね
天馬「つ、剣城...それって...」
剣城「あぁ、そうだ。5年前に有名になったあの天才サッカープレイヤーはA先輩だ」
天馬君が驚いた表情をしながらそう言うと剣城君は5年前に有名になった天才サッカープレイヤーの正体が私だと明かした途端、みんなは驚きを隠せないでいる
やっぱり...みんなは私の正体が【最強の戦女神】である事を知らなかったみたいね...
白竜「なっ...っ!!」
貴志部「え...っ!?!?」
湾田「っ!!」
光良「...は?」
白竜君、貴志部君、湾田君は驚きを隠せないでいる一方、光良君は間抜けな声を漏らしていた
クールな南沢君でさえ驚いた表情だからね
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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2017年4月15日 9時