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☆38話※pinkあり ページ39

雪村side

『風の音だわ...とりあえずカーテンを開けないと話にならないわね。さっさと探して...うわぁっ!?』

Aがカーテンを開けようと動いた為、俺にぶつかってしまった
その衝撃で俺もよろけてしまう始末

雪村「おいっ!?どうs...うわっ!?」

俺がAに言いかける前に倒れてしまった
幸いな事に頭をぶつけずに済んだみてぇだな...

総介「おいっ!?雪村にカルス、どうした!?」

総介の声が聞こえてきたが何処にいるのか分からなかった
早く...電気をつけてくれ!

カチッ

浪川「はぁ、やっと電気をつけられたぜ。お前ら大丈夫k...って、えっ?」

浪川がそう言おうとした途端、目を丸くしており、しかも一緒にいる総介も同じ様に目を丸くしていた
俺は心臓が破裂しそうだ...だって...

『ちょっ...ゆ...雪村君!?/////貴方...何やってるの?/////』

さっきまで冷たい表情で強気だったAはいきなり顔を赤くしながら問いかけてくる
さっきまでの冷たい表情と強気は何処へ行ったのやら......じゃなくて!

雪村「へっ?あっ/////」

俺は思わず声を漏らしてしまった
何故って?俺はAを馬乗りしてたから/////
Aの顔が1cmくらいで...
やっべ...なんて事をしてんだよ...俺は←
てか...Aの顔、近くで見てみるとホントに可愛い...
肌が雪みたいに白く、宝石の様な綺麗な紫色の目...誰もが褒めるほどの美しい顔立ち...

それより...この顔、どっかで見た事あんだよな...
何処だ...何処だっけな...

はっ...なんて事を考えてんだよ...俺.../////
女は嫌いだ...嫌いな...はず...
でも...この気持ちは止まらなかった

年上だからって好きになるはずがないと思っていたが今はそんなの関係ない...
気づけば...俺とAの口が塞がっていた

いわゆる...キスって奴?

『ん.../////ちょっ...雪村君.../////』

口を離すとAの顔はさっきより赤くなっていた
さっきまで冷たい表情で強気だったAがキスした事によってトロンとした表情になっていた
やべ.../////か、可愛い.../////

浪川「雪村、ちょっと来いよ」

総介「...」

俺は二人に腕を引かれ、準備室を出た
総介は何も言わずに無言のまま俺の方を見ている
たぶん、俺がAにキスした事が原因だな...
元はと言えば、俺がまいた種だし...

あの二人に殴られる覚悟を決めなくては...

雪村side 終了









雪村がAにキスした事で浪川達に連れ去られた一方、Aはキスされた唇に指を触れつつ顔を赤らめていた

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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2017年4月15日 9時

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