跡部様はヲタク女子を落とすのに必死だそうです【跡部景吾】

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貴方「え、あ、跡部くん？」
跡部「なんでお前が...！？」





貴方「反省文書いてて...跡部くんは？」
跡部「俺は資料を取りに来ただけだ」







そう言って跡部はヅカヅカ生徒指導室に入っていく




そして棚を漁るが中々目的の資料は出てこない
気まづい空気が流れる






跡部はAに何か言わなければと思ってはいたが、言葉が出てこずにいた








跡部(どう話を切り出すか...)






ふと忍足を思い出した









忍足『でも行動に移す気はあらへんのやろ？』

忍足『跡部が何もせえへんなら、俺が宇佐美貰うで？』







そんなことを考えながら跡部は棚を眺めていた、すると後ろからガタンと音が聞こえた



跡部は振り向くとAが作文をもって椅子から立ち上がっていた






貴方「じゃ、じゃーね跡部くん！」





Aはそそくさにドアの方へ向かう






跡部(！)






跡部はAのほうへ走り、Aの腕を掴んでAが外に出るのを止めた







貴方「な、なに？」
跡部「悪かった」







突然の言葉にAは後ろを振り返った、そこには跡部が申し訳なさそうな顔をして俯いていた







貴方「え？」
跡部「あの日、確かに俺はお前のことが好きじゃなかった。付きまとってたのもただ振られた腹いせみたいなもんだった..」







Aはその事実は知っていたが、Aの心を痛ませた






貴方「...」
跡部「だが、一緒にいるうちに本気でお前のことが好きなった。誰にも渡したくねぇし、お前の悲しそうな顔を見たくない。ゲームでもアニメでも何でもいい、お前の笑顔を見ていたい」






跡部はそう言ってAの頬にそっと手を置いた







貴方「あ、跡部くん...？」
跡部「これが最後の告白だ









A、好きだ。」









ﾄﾞｸﾝｯ








Aの心臓は大きな音を立てた

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