跡部様はヲタク女子を落とすのに必死だそうです【跡部景吾】

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忍足「跡部」
跡部「なんだ」







2人で話すのはいつぶりか、2人は朝部活が終わり部室に最後まで残っていた




部室が静かだったため、2人の声がよく通る








忍足「Aのこと、本当にええんか？」
跡部「あ？いいわけねぇだろ」
忍足「でも行動に移す気はあらへんのやろ？」






跡部は図星だったのか、忍足を睨みつけて黙った








跡部「...移したとこで何になる、どうせアイツは俺の事を信じねぇし、むしろ傷つけるかもしれねぇ」
忍足「そんなんやってみいひんと、わからんやろ」
跡部「やってみてからじゃ遅いだろ」









跡部は鞄を持つと部室を出ようとドアに手をかけた






忍足「俺な、宇佐美のこと好きやねん」
跡部「は？」







ドアにかけようとしていた手を戻し、跡部は目を見開いて忍足の方を向いた









跡部「本当なのか？」
忍足「跡部が何もせえへんなら、俺が宇佐美貰うで？」
跡部「...」








忍足は跡部の前を通って部室を出ていった







跡部「...クソ、いきなりなんなんだ」





☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*





HRが終わり休み時間、Aの気力はゼロに近いものになっていた





貴方「何もしたくない...いや、ゲームしてアニメ見たい」






Aはそう言って机にうつ伏せになっていた







藤宮「何いきなり無気力系女子になってんの」
貴方「もともとそんな気力あったっけ」






Aは鞄からゲーム機を取り出し、イヤホンをつけるとゲームの電源をつけた







貴方「レンくんカッコイイ...」






カチカチとAはガクレンを進めていく






忍足「宇佐美やめとき、先生に見つかったら没収やで？」
貴方「見つからなきゃ大丈夫だし」






Aはゲームを進めていく






先生「うーさーみ？何が見つからなければ大丈夫なんだい？」
貴方「うぎゃ！」







先生はAの頭を丸めた教科書で軽く叩いた





忍足「だから言うたやん」
藤宮「アホ」





先生「学校でゲームはダメ、これは没収。」
貴方「えぇ！？」
先生「当たり前だよ？放課後職員室来きなさい」








Aの手からゲーム機を取ると先生は教卓の方へ向かった

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