跡部様はヲタク女子を落とすのに必死だそうです【跡部景吾】

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藤宮「Aなんかあったの？」
忍足「ちょっとな...」





あれから教室に戻ると、Aは静かだった






貴方「...」





☆.。.:*・°☆.。.:*・°☆.。.:*・



跡部「おい、A。部活に行くぞ」





いつも道理、跡部はAを部活に連れていくためAのクラスに来ていた





貴方「...」





Aは鞄を持って跡部の前に立った
だが、跡部の顔を見ようとはしず、どこか暗い顔をしている





跡部「？なんだその顔」





跡部はAの顎に手をやり、無理矢理自分に顔がハッキリ見えるようにAの顔を上げさせた






忍足「跡部」
貴方「やめて」





Aは跡部の手を叩いた






跡部「！何しやがる」
貴方「ごめん」





Aは跡部を押しのけて走って教室を出て行った





跡部「おい！待ちやがれ！」





跡部もその後を走って追いかけた





忍足「あかん」






忍足もその後を追って行く






藤宮「なに？なんなの？」





藤宮は3人の廊下を走っていく音が掠れていくのが聞こえた






跡部「おい！無視すんじゃねぇ！」
貴方「うわ！」





跡部はAの腕を掴むと自分に引き寄せて抱きしめた



その時Aの胸は高鳴る




貴方「離してってば」
跡部「何があった」




貴方「離してよ」
跡部「理由を言うまで離さねぇ」





跡部はAを抱きしめる力を強める
それすらも、もうAにとって辛いことになっていた





貴方「ねぇ、なんで私に告白したの？」
跡部「あ？お前が好きだからに決ってんだろ」
貴方「本当？私たち面識もなかったのに、よく告白しようなんて思ったね」





跡部は目を見開いた





跡部「おいA、いきなり何でそんな事...」
貴方「聞いたの、跡部くんは私のこと好きでもないのに告白したって」
跡部「！どこで聞いたんだ」





跡部はAの肩を掴んだ






貴方「本当なんだ」
跡部「おい____________「跡部！」」






忍足の声が聞こえ跡部をAから引き剥がした






忍足「跡部！少し傲慢すぎや！」
貴方「え？」
跡部「俺が傲慢だと？」






跡部から離れたAは俯いて言った






貴方「...もし本当に遊びで私に近づいてきてたなら私にはもう近づかないで」
忍足「宇佐美、大丈夫かいな」





Aは涙を必死に堪えて跡部に背を向け歩き出した
忍足は歩いていくAの背中をさすり、跡部を見た






その跡部の顔はは酷くショックを受け、悲しそうな顔だった

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