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S!N side
最近、Aが可笑しい。
前作のＰＶを作ってもらったあたりから、俺に対する態度がよそよそしい。
今日だって、今まではこんな事なんかなかったのに、すこーしからかっただけで、
貴「もういいです、今日はれをちゃんの家に泊まります」
とか言い出した。
行動を制限すると嫌われるのはわかってるから、無理に止めはしなかった。
ただ、れをるの家に行ったって事が本当かどうかなんて、わからない。
もしかしたら、れをるの家じゃなくて、他の男の家に行ってるかもしれない。
もしそうだとしたら、あいつにとっての俺の役割は終わり。
正直、そんなの悲しくて認めらんない。
でも、好きな人の幸せを願うことくらい、俺にだって出来る…
S!N「って、まだ決まったことじゃ無いし、落ち込むな、俺…！」
そんな独り言を呟いていると、
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ
電話がなった。
S!N「こんな時間に電話なんて、誰だよ…」
なんて言葉を吐き捨てて、携帯を見た。
そこに書いてあった名前は…
A…！
すぐに電話に出た。
向こうからは、少しだけこもった鼻声のあいつの声。
貴「慎さん…ﾋｯｸ……ごめんなさい…っ！ もう、出ていきませんから、もうこんな事しませんから…！ …ぅうぁ…ごめんなさい、
迎えに来てください…っ！」
泣いてるあいつの声なんて、初めて聴いた。
それに、いつもわがままなんかひとっつも言わないのに、「迎えに来て」って…
驚く事しか出来ない。
そんな事より、
S!N「はいはい、謝る必要なんて無いし、泣かないで。 すぐ迎えに行くから。」
早く迎えに行かなきゃな。
S!N「で、どこにいる？」
それに、
貴「れをちゃんの家、ですっ」
好きな人の事くらい、信じなきゃ。
ーーーーーー♪ーーーーーー
しんさんの口調わかんない(今更)
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冬春(プロフ) - ふりゅうさん» ありがとうございます！とっても嬉しいです◎良かったら他の小説もよろしくお願いします〜！ (2016年3月19日 0時) (
レス) id: 3016ce23e0 (このIDを非表示/違反報告)
ふりゅう - はじめまして！すごく素敵なお話で夢中で読んでいました！素晴らしかったです、ありがとうございました(^-^)/ (2016年3月10日 1時) (レス) id: 6c69c7ad07 (このIDを非表示/違反報告)
冬春(プロフ) - あずあさん» ありがとうございます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) 良かったら次の作品もよろしくお願いします！ (2015年9月14日 21時) (レス) id: db576ec078 (このIDを非表示/違反報告)
あずあ - 面白かったです！！しんさんかっこよすぎて赤面しながら読んでました。完結おめでとうございます！！ (2015年9月9日 17時) (レス) id: 532f2e6dc6 (このIDを非表示/違反報告)
冬春(プロフ) - Seireiさん» わぁいコメント記念すべき1人目！ ありがとうございます！ そう言う感想頂けるのは本当に嬉しくてこっちが泣いちゃいますよ！！ ありがとうございましたー！ (2015年9月2日 21時) (レス) id: db576ec078 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：冬春 | 作成日時：2015年8月24日 18時
