過去 03 ページ3
「ここが……雷門かあ！」
雷門に転校して、
「俺、円堂 守！」
「私は木野 秋」
「なあな、サッカー、好きだよなっ？」
すぐに友達が出来た。
守と秋に誘われて、
私はサッカー部のマネージャーとして入った。
サッカー部はもうすでに世界大会へ行っている。
ただ私は、みんなのサッカーをまだ見た事がなく、
みんながどこまでいくのかが楽しみだった。
「だーくそ！
こんなんじゃ勝てねー！
豪炎寺、もう一回打ってくれ！」
「……お前がそんなのじゃ、俺はやらない」
「……くそっ」
守があんなに頼んでるのに、
豪炎寺君はシュートを打たない。
「豪炎寺君っ」
「……なんだ、松風」
豪炎寺君、冷たくて苦手だけど、
これも守のためだ。
「あの、なんで打ってくれないのっ？」
「……」
「豪炎寺君のシュート、見たことないけど
でも守は豪炎寺君のシュートを受けたいんだよねっ？」
私がそう言っても、
豪炎寺君は何も応えてくれない。
「……守の力に、なってほしい」
私がそこまで言うと、
やっと豪炎寺君は口を開いた。
「……あいつの実力は知っている
……あいつは、誰よりも強い」
「……！」
「……だが、今のあいつでは、誰のシュートでもとめられない
確かに最後の砦はキーパーだが、一度冷静になるべきなんだ……」
そこまで言われて、私も気付く。
守は、今とめることしか考えてないな、と。
他のことも重要、ってことだよね。
「……ふ、だが気が変わった
お前はまだ俺のシュートを見ていないんだな？」
「……うん」
「見せてやる」
"着いてこい"という目を見せ、
私は豪炎寺君に着いて行く。
「円堂、一度打ってやる！
そこで冷静に判断しろ」
「……！お、おお！」
豪炎寺君は簡単にボールをあげて、
シュート体制を作った。
「……っっ」
「…………！」
驚いて、声が出せなかった。
私は手を口に添え、涙を浮かばせた。
豪炎寺君のシュートが
ゴールネットを揺らす。
ああ。
「……貴方、だったのね」
＿＿＿＿やっと見つけた。
.
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しょうこ - 修也も最高〜〜 (2016年9月25日 0時) (
レス) id: 791fe62814 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉 照：Re(プロフ) - みずいろさん» レス遅れてすみません！ずっと前に書いたので是非（笑） (2015年1月6日 17時) (レス) id: bb3e171dee (このIDを非表示/違反報告)
みずいろ(プロフ) - そうなんですよ！よく見たら、半田あるじゃんってなって！綱海楽しみにしてますねー (2014年10月6日 19時) (レス) id: cc9cd66185 (このIDを非表示/違反報告)
佐倉 照@NEO！(プロフ) - みずいろさん» レス遅くなりました;;ありがとう＾＾半田はもう出てます！綱海も多分そのうち……。ですが土門は難しいです;;ごめんなさい。 (2014年10月6日 10時) (レス) id: bb3e171dee (このIDを非表示/違反報告)
みずいろ(プロフ) - 面白かったです！半田や綱海、土門聞いていただけたら、書いてほしいです！あ、無理だったら、大丈夫です (2014年5月30日 13時) (レス) id: cc9cd66185 (このIDを非表示/違反報告)
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