検索窓
今日:5 hit、昨日:1 hit、合計:15,674 hit

第41話 配属。 ページ44

ルーチェ「レイ兄さん!」

ルーチェは足取り早く、
レイの所に駆け寄った。

レイ「早いな、ルーチェ。」

レイは軽くめったに見せない笑顔を彼女に向け
配属の手紙を 渡した

レイ「これが、プラント全土において
期待の高まる
新造戦艦、ミネルバの正式配属の手紙だ。
ルーチェ、中身を見てみろ」

ルーチェ「はいっ。では」

手紙の内容はこうであった

「ミネルバ 着艦 および 配属者名
ルーチェ・ザ・バレット

貴公を 我が zodiac Aliance of Freedom Treaty
(ザフト)に
正式配属いたします。

貴公の目覚ましい 活躍を期待しています」


ルーチェ「…やったあ!」

レイ「…やっと、俺と同じ立場になれたな」

ルーチェ「…うんっ。…落っこちると思った」

レイ「…大丈夫だ、自分をもっと信じてやれ」

柔らかい微笑みを残すレイ。
少しだけ不安があったのだろう。
ふ、と息を吐いて ルーチェに手を伸ばす

ルーチェは嬉しそうに レイの手を受け入れた。
傍から見れば 仲慎ましい 男女だ。
そして、数秒の後。


ルナマリア「レイ! ルーチェ!」

レイ「…ルナマリア」

ルーチェ「ルナマリアさん!」

ヴィーノ「あ、レイ。それに…ルーチェさん」

レイはただルナマリアを見つめ
ルーチェはルナマリアに手を振って
ヴィーノに挨拶をして 2人を見送った。

ルーチェ「レイ兄さん?笑顔は?」

レイ「……やはり、見せなければダメか?」

ルーチェ「ルナマリアさん、
あとでゴキゲンナナメかもよ?
(そんなことないけど)」

レイ「気をつける」

ルーチェ「笑顔は大事、だよ?」

レイ「…ああ」

レイとルーチェはしばしの間、
目的の相手に会えるまで 待つことにしたのであった

第42話→←番外編 ルーチェとラウ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.8/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
10人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なるちゃん | 作成日時:2016年9月28日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。