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第25話 無理だったらすぐに…(ルーチェ×ギルバートside) ページ27
ギルバートはルーチェを書斎の部屋に入れて
ルーチェの様子を見ていた。
ギルバート｢…苦しいね…これはさすがに｣
ギルバートは
ルーチェの背中を
アカデミーの制服越しにさすり
顔を曇らせた。
ルーチェの呼吸が浅く
時々身体が震えていたからだ。
ルーチェは嫌、と顔を横に向けた。
ルーチェ｢…ギル…｣
どうすることもできない
もどかしさに ルーチェは
涙をこぼした
ルーチェ｢…いや…ルーチェは…
がまん、できる…｣
ギルバート｢…無理そうならすぐに
先生にいうんだよ…？
ルーチェはあまり無理はできないんだから｣
ルーチェ｢……んっ…｣
この日、ルーチェはギルバートと
共に車で学校へ行くこととなった
第26話 忠誠の彼女と光の翳り(ちゅうせいのかのじょとひかりのかげり)→←第24話 少しの違和感(ルーチェside)
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作者名：なるちゃん | 作成日時：2016年9月28日 21時
