ヒヨッ子野郎(バンビーニ)�� ページ5
「今日からオレ達の仲間になるドルチェだ。
ソルベとジェラートを探しにきたんだとよ」
「ソルベとジェラートの
「くだらねーこと言ってんなよ、イルーゾォ」
イルーゾォと呼ばれた男がククッと笑い、ニヤニヤと目を歪めたまま改めて視線を寄越した。
「なあ、室内なんだ帽子を脱げよ。それとも何だァ？ 人に見せられねぇよーな、酷ぇツラしてんのか」
顔をよく見せてみろ、ということだろう。
当然の要求だ。
(……大丈夫よ、きっとバレない)
意を決して帽子を脱いだ。顔を上げてイルーゾォを見据えると、彼の背後にかかる大鏡の中の自分と目が合った。
長い髪をそれらしく結い纏めて、男物の衣服を身につけ、唇の艶を消し “少年” を装っている……わたしは今、Aではなく〈ドルチェ〉だ。
大丈夫、きっと、うまくいく。
本物の
あとは自分の力で彼らの信頼を得ていくしかない。
◇
──どんな野郎かと思ったら、なかなかどうして整った顔立ちをしてやがる。
プロシュートはまず、その容姿に目を惹かれた。
すらりと通った鼻筋から、形の良い唇、顎にかけてのラインが端麗で美しい。
朝露に濡れた白百合のような横顔は、本来ならばツンとして大人びた印象を与えるはずだ。
しかし大きくあどけない瞳が、どうしようもなく視線を惹きつけて、歳相応より幼く映る。
子供から大人になる過渡期の者だけが持つ
だが……。
(まだまだだな。あのツラには覚悟が足りねえ。甘ったれ野郎のマンモーニ……いや)
「おい、
そう呼ぶとドルチェは「なんですか？」と振り返った。……自覚はあるのか。
ソルベとジェラートに会いたがってるって話だったな。『運び屋としてのいち協力者』──あの二人の手持ちの駒といったところか。
あいつらとの関係はひとまずとして、だ。
ヒヨッ子野郎(バンビーニ)�□�←暗殺チームのアジトへ迎え！��
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ニムエ(プロフ) - 一番初めから一気読みさせていただきましたぁ!主人公メチャクチャ応援したくなります!ソルジェラもかっこよくて最高でした! (2021年5月5日 20時) (
レス) id: 5b9077ec1a (このIDを非表示/違反報告)
53(プロフ) - アホ毛50%さん» わっわっわっ！！！ わーvV そんな風に言っていただけて発狂モノで喜んでます(やったー！) ありがとうございます。お互いジョジョライフを是非ぜひ楽しみましょう♪(手をぐりぐり引っ張りたい*笑) (2019年2月2日 21時) (レス) id: 48147682c8 (このIDを非表示/違反報告)
アホ毛50%(プロフ) - ジョジョハマりたてで二次創作躊躇してたんですが気が狂うほど面白くて喜んで手を出そうと思います！ありがとうございます！ (2019年2月2日 18時) (レス) id: 6206c06dc9 (このIDを非表示/違反報告)
53(プロフ) - 詩音さん» 兄貴っっ素敵ですよね！ それぞれに推しなソルジェラ像があるかと思いますので気に入っていただけるかドキドキですが……これからもどうか読んでやってください*＊ (2019年1月18日 20時) (レス) id: d514848c03 (このIDを非表示/違反報告)
詩音 - んん…兄貴かっこええ…ソルジェラがいっぱい出てくるのめっちゃ嬉しいです！応援してます！ (2019年1月17日 23時) (レス) id: 4d48f161fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：53 | 作成日時：2019年1月4日 16時
