「首尾は上々か？ オーバー！」�� ページ40
「プ、プロシュート兄貴ィ……ジェラートの隠し場所はそう遠くない……近くにいるはずなんですぜ？
そ、そのよぉ……しらみ潰しに探した方が早くねーですかい？」
「うっせ──ぞ！！！ 黙ってしっかり見てろ！」
「ヒッ……へ、へいっ」
見ている方が痛々しく感じたのだろう、ペッシはすっかり怖気付いている。
「頑張るじゃあねえか、ズッケェロォー。おまえみたいなヤツは嫌いじゃねぇ」
当のズッケェロは限界まで空気を入れた風船のように気が張り詰めていた。あとひと突きすれば吐くかあるいは失神だろう。
「だがなッ！ 喋らねえってんならよ〜〜〜、そんな口はもう要らねえよなあ？ ──舌出しな、ホラ」
口に咥えた煙草をワザとらしくふかし、ズッケェロの舌に七百度はあろう煙草の火を押し付けようとする──。
「待って！！ プロシュート、待ってください！ そいつをこれ以上痛めつけないで！」
後ろからドルチェに抱き掴まれ、中断させられる。
「あん？！ おまえもか？ ドルチェよォ──っ。ただのお情けのつもりなら、てめー相手でも容赦しねえぞッ！」
払おうと手を振り上げるプロシュートに、ドルチェが「違います！」と抗議する。
「ズッケェロが気を失えば
ジェラートを発見しました！ 薄くなったジェラートに首切りワイヤーが何本も張られている──。
今、元の厚みに戻ったなら、その勢いでジェラートの身体はバラバラに切断されてしまう！！」
ペッシの脳裏にはいつかのブランチ──エッグスライサーにセットした茹で卵が、身を崩さずきれいな断面でスライスされていく──が思い出され「ひッ」と喉を引攣らせた。
プロシュートは軽く舌を打つと「成る程、追い詰められた時の保険か」と煙草を踏み潰した。
ズッケェロの始末は手足を縛り、物置きに放置された。
プロシュートは携帯電話機をメローネに繋ぎジェラートの救出を指示、落ち合い次第ズッケェロを潰してジェラートを元に戻す段取りだ。
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ニムエ(プロフ) - 一番初めから一気読みさせていただきましたぁ!主人公メチャクチャ応援したくなります!ソルジェラもかっこよくて最高でした! (2021年5月5日 20時) (
レス) id: 5b9077ec1a (このIDを非表示/違反報告)
53(プロフ) - アホ毛50%さん» わっわっわっ！！！ わーvV そんな風に言っていただけて発狂モノで喜んでます(やったー！) ありがとうございます。お互いジョジョライフを是非ぜひ楽しみましょう♪(手をぐりぐり引っ張りたい*笑) (2019年2月2日 21時) (レス) id: 48147682c8 (このIDを非表示/違反報告)
アホ毛50%(プロフ) - ジョジョハマりたてで二次創作躊躇してたんですが気が狂うほど面白くて喜んで手を出そうと思います！ありがとうございます！ (2019年2月2日 18時) (レス) id: 6206c06dc9 (このIDを非表示/違反報告)
53(プロフ) - 詩音さん» 兄貴っっ素敵ですよね！ それぞれに推しなソルジェラ像があるかと思いますので気に入っていただけるかドキドキですが……これからもどうか読んでやってください*＊ (2019年1月18日 20時) (レス) id: d514848c03 (このIDを非表示/違反報告)
詩音 - んん…兄貴かっこええ…ソルジェラがいっぱい出てくるのめっちゃ嬉しいです！応援してます！ (2019年1月17日 23時) (レス) id: 4d48f161fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：53 | 作成日時：2019年1月4日 16時
