暗殺チームのアジトへ迎え！�� ページ3
プロシュート兄貴が言う、
『いいか？ ペッシ、ギャングってのはメンツを売る商売なんだ。そこんトコを常に意識してろ』
の通りなら、高級に分類されるリストランテであの程度の食事しか注文せずに帰ったのでは、食後のたしなみがミルクでもある意味妥当だ。
「あん？ アジトの前に誰かいるぞ」
「誰かピッツァの宅配でもとったのかぁ？」
「いや、そんな様子じゃなさそうだが……」
メローネの言う通り少なくともピッツァの宅配ではなさそうだ。なぜなら奴は手に何も持っていない。
背丈は低く小柄な少年。
帽子を目深にかぶっていて顔はよく見えないが、僅かに緊張しているように思えた。
「ペッシ、オメーが行ってこい」
兄貴が言うのならとペッシは頷き、足早に少年との距離を縮めた。
“ビジネス” を目の当たりにして怯んでいた気持ちが吹っ飛んだのは、こいつからは殺気も闘心も感じないからだ。
オレの方が強い。
そう確信したペッシはやや強気に語尾を荒げた。
「おい！ 何だオマエ、何の用だッッ」
「……あなたは
「質問に答えろよ。オメーは誰なんだ？」
勢いに任せて少年の肩をグッと掴んだ。
──あれ？
違和感だ。なんだろう、違和感がある。
「失礼しました。
その声は凛として、『コイツ、声変わりしてねえのか？』と思えるくらい男にしては高く澄んでいた。
「ここにソルベとジェラートは戻っていますか？」
「ソルベとジェラートが？」
言われてみれば最近アジトで会うことがない。
忙しいかったもんなあ……近々分け前の話があるから全員が揃うのはその時かもな。
今回はいくら金が手に入るんだろう……。
……いやいや待てよ。それよりも、だ。
「ドルチェとか言ったな……二人とどういった関係で、しかも
それですぜ、プロシュート兄ィ！
オレが聞きたかったのはソコですぜッッ。
ドルチェはプロシュート達を前にして、気圧されたのか、一瞬息を詰まらせていた。
しかしすぐに背筋を正し、手に握っていたものを差し出した。
暗殺チームのアジトへ迎え！�□�←青く蓋をされたような空の下で��
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ニムエ(プロフ) - 一番初めから一気読みさせていただきましたぁ!主人公メチャクチャ応援したくなります!ソルジェラもかっこよくて最高でした! (2021年5月5日 20時) (
レス) id: 5b9077ec1a (このIDを非表示/違反報告)
53(プロフ) - アホ毛50%さん» わっわっわっ！！！ わーvV そんな風に言っていただけて発狂モノで喜んでます(やったー！) ありがとうございます。お互いジョジョライフを是非ぜひ楽しみましょう♪(手をぐりぐり引っ張りたい*笑) (2019年2月2日 21時) (レス) id: 48147682c8 (このIDを非表示/違反報告)
アホ毛50%(プロフ) - ジョジョハマりたてで二次創作躊躇してたんですが気が狂うほど面白くて喜んで手を出そうと思います！ありがとうございます！ (2019年2月2日 18時) (レス) id: 6206c06dc9 (このIDを非表示/違反報告)
53(プロフ) - 詩音さん» 兄貴っっ素敵ですよね！ それぞれに推しなソルジェラ像があるかと思いますので気に入っていただけるかドキドキですが……これからもどうか読んでやってください*＊ (2019年1月18日 20時) (レス) id: d514848c03 (このIDを非表示/違反報告)
詩音 - んん…兄貴かっこええ…ソルジェラがいっぱい出てくるのめっちゃ嬉しいです！応援してます！ (2019年1月17日 23時) (レス) id: 4d48f161fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：53 | 作成日時：2019年1月4日 16時
