VSチョコラータ�� ページ17
「36分のおォ！ 4ンンッンフフ〜〜〜！！」
チョコラータがソルベの足首目掛けて大鉈を振り下ろす。
──ソルベは……仲間は殺させない！！！
強い意思がAにトリガーを引かせた。
「あなたはここで倒す！ チョコラータッ！」
急いでしまった一発目こそ外したものの、残りの弾丸はチョコラータの脇腹に食い込んだ。
白い服に複数の穴が空き、血の水玉模様が色鮮やかに浮かび上がった。
チョコラータは口から赤い泡を吹きながら苦しみにのたうち、ぶつりと糸が切れたように床に倒れた。
(……やったの……？)
それはつまりはもう一つの事実……自分は、ついに、人殺しになってしまったのか？
ソルベの危機を免れた安堵。
途端に押し寄せてきたのは『道を誤ったのではないか？』という善良さからくる罪の意識だった──。
「 “殺せ”！ ドルチェ！ 」
一部始終を見守ることに徹していたプロシュートが、ここで叫んだ。
ドスの効いた、威厳のある低い声音にドルチェの意識は引き戻される。
「『倒す』だとか『やっつける』だとか、そういう生ヌルイ言葉は
ドルチェの横まで歩み寄り冷酷な眼差しを向けてくる。それは紛れもなくギャングとしての、プロの目つきだった。
「ドルチェ、オマエも暗殺チームの一員ならわかるよなァ〜〜〜〜、オレの言ってる事……え？
そしてハッキリと言っておくぜ。
『ブッ殺す』と心の中で思ったならッ！
その時スデに行動は終わっているんだッ！」
そうだ、わたしはもう、暗殺チームの一員。
既に “プロ” なんだ……！
ターゲットの死は確実なものにする。確実に。
ダン！ ダン！ ダン！
銃弾は三発。
迷いを払うかのように、その全てをチョコラータの頭部に撃ち込んだ。
「それでいい、ドルチェ。よく決断したな」
プロシュートがドルチェの後頭部に手を回し、軽く押す。寄せられるままドルチェはプロシュートの胸元にこつりと頭を預けた。
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ニムエ(プロフ) - 一番初めから一気読みさせていただきましたぁ!主人公メチャクチャ応援したくなります!ソルジェラもかっこよくて最高でした! (2021年5月5日 20時) (
レス) id: 5b9077ec1a (このIDを非表示/違反報告)
53(プロフ) - アホ毛50%さん» わっわっわっ！！！ わーvV そんな風に言っていただけて発狂モノで喜んでます(やったー！) ありがとうございます。お互いジョジョライフを是非ぜひ楽しみましょう♪(手をぐりぐり引っ張りたい*笑) (2019年2月2日 21時) (レス) id: 48147682c8 (このIDを非表示/違反報告)
アホ毛50%(プロフ) - ジョジョハマりたてで二次創作躊躇してたんですが気が狂うほど面白くて喜んで手を出そうと思います！ありがとうございます！ (2019年2月2日 18時) (レス) id: 6206c06dc9 (このIDを非表示/違反報告)
53(プロフ) - 詩音さん» 兄貴っっ素敵ですよね！ それぞれに推しなソルジェラ像があるかと思いますので気に入っていただけるかドキドキですが……これからもどうか読んでやってください*＊ (2019年1月18日 20時) (レス) id: d514848c03 (このIDを非表示/違反報告)
詩音 - んん…兄貴かっこええ…ソルジェラがいっぱい出てくるのめっちゃ嬉しいです！応援してます！ (2019年1月17日 23時) (レス) id: 4d48f161fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：53 | 作成日時：2019年1月4日 16時
