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もう一人の敵の弱点 ページ23
私は走った。
遠くだったのか近くだったかかも分からない。
A「来たよ！んじゃやりますか。」
敵は地中に隠れる事から探しにくいらしい。
けど…。
敵は聴力が大事だと私は思う。
視力なんて地中では役立たない。
味覚も、嗅覚も。
ならさ…。
A「ブチャラティ！タイヤをパンクさせて！泥化した後で！なるべく奴の近くでね！」
ブチャラティ「分かった。A。謎が解けたんだな？」
勿論！私に解けない謎なんて…。
腰辺りに激痛が走った。
硝子だ…。
さっき散らかっていた硝子を泥化させて飛ばした。
野郎…。こんな事も出来んのかよ…。
面白い事やってくれるじゃん。
私の中の入ってはいけないスイッチが入る。
それは−−−殺戮。
このスイッチが入った瞬間、私が私で無くなるのだ。
ふふっ。
もう弱点がバレているのにね。
せいぜい無駄な足掻きをしていなよ。
そうだけど、私の弱点もバレていたのも知らずに…。
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tama(プロフ) - 文才死んでる…。マジでヤベェし…。 (2019年9月7日 7時) (
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