先生、席替えしたいです。II

82日目 ページ32

Aside

A選手！試合終了〜！

いやぁー…はやかったですね…←

セ「ちょ、何言っとるん！？(ｺｿｯ」

『無理っ！周りからの目線痛い！ﾀﾋぬ！(ｺｿｯ』

セ「んー…はっ！あかんわ！うらたんおる！！今日だけでええから我慢しといて！お願い！！」

『…わかった…今日だけやで…？』

千羅がすっごい頭振ってるwwww←

大丈夫。家に帰ったらゲームしよう。何しようかなあ〜？

ダメだ…他のこと考えて、目線が痛いこと忘れようとしたけど、そりゃ簡単に忘れられるわけないわな！

どーしよおおおおおお！！？？

は！こんな時は…うらたんを見r…

『……』

ダメだ。一瞬目線があったけど、すっごい目おっきくさせて、千羅のこと睨んでた…！！

無理無理！無理だってば！あんな感じなのに話しかける勇気なんて私にはないです！

し「A…と千羅……、お、おはよ？」

あぁ！！志麻！やば！神じゃん！←

『お、おう…おはよぉ…そ、そうやぁ！志麻、ちょっとこっち来てくれへん…？』

し「え、あぁ、ええけど…」

『ってことで、千羅、手、離して…？』

え、何？何かめっちゃ頭ふっとるんやけど…

『千羅、何？(ｺｿｯ』

セ「無理無理！手離した瞬間、うらたんに瞬殺される運命が見える！！(ｺｿｯ」

『はぁ？(ｺｿｯ』

何やねん！！

『すぐ帰ってくるから！な！？』

セ「ほんま！？すぐやで！？」

『ほんまほんま！』

セ「じゃあええよ…？」

『よし、志麻、行こか。すぐ行くで。』

し「お、おう…？」

はぁ！！終わった！！あの地獄の時間から解放される！！

志麻に事情も話して、ちょっと協力してもらおっ

私がうらたんのこと好きってことはバレるかもしれへんけど…まあ、仕方ないやろ…

千羅の命と、私の命日が迫ってくるよりか…ましだ！

83日目→←81日目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す