早口熱血漢×武闘派少女ってアリ？【合宿番外編】

＊10＊ ページ11

桜「………木吉君、ひょっとしてリコちゃんのこと……好きなの?」




.




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木吉「…………ぷっ」




ぷ??





木吉「あはははははははははっwwwww」




なぜか笑われちゃった;

あ、あれ?





木吉「wwwwwwすまんすまんwwいいや、俺はそんなんじゃないよww」

桜「そ、そう;;」



木吉君はまだ笑足りないらしく、口を抑えて笑ってる。

そこまで可笑しいこと言ったかなぁ……;

と、ここでしっぺ返しを受けた。



木吉「wwwそう言う枝垂はどうなんだ?例えば……降旗とか?」



桜「な、なんでふ、降旗君なの!?///」

木吉「いや、ロードワーク中ちょっと小耳をな。」


ロードワークで名前が出るなんてぇ///



桜「ふ、降旗君は、優しい人だなって思いますよっ///バスとかすごい助かったし。

でも降旗君はカッコいいし、彼女とかいるんじゃないかな?」



「彼女」という言葉に微かに胸がチクリと痛んだ。

自分で言ったのに…。



木吉「フリなら、今失恋中って聞いたぞ?」

桜「え、意外だな……どんな子だったの?」

木吉「えーっと、柔道部部長の彼女だからあの子かな?確か、色白でおしとやかな……」



この時なんで聞いちゃったんだろう、私。

これで話を終わらせておけば良かったのに……そしたら、




.





「……サラサラの黒髪の子だったぞ?」






傷つかずに済んだのに……





.





皆茶毛のくせ毛少女は好きじゃないんだ……。







皆黒髪のサラサラな女の子がいいんだ………。








降旗君も………

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