それでも俺は……【カラ松】

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5年後





あの日以来、私はよく笑うようになった

どんな事があっても笑顔で過ごす
辛くても、悩んでいても、常に笑顔

友達には｢気持ち悪！笑"｣と言われるほどだ




私が生きているということは、
あなたは死んでしまったということ




私が悲しんでいるということは、
あなたも悲しんでいるということ




私が笑っているということは、
あなたも笑っているということ





あなたは私のことも自分のことのように考えてくれる人


だから私はあなたに安心して貰えるように、
いつも笑顔でいないとね








？｢ねぇ、お姉ちゃん｣


振り向くと小さい男の子が立っていた
3歳くらいだろうか
もし迷子だったら大変だ



｢どうしたの？お母さんは？｣




男の子｢やっぱり｣




｢……え？｣




ギュッ






男の子｢やっと会えた……A｣






｢……え？ど、どういう……｣





チュッ






｢……っ！？｣







男の子？｢これを見ても、まだ分からないか？｣





そう言うと、男の子は手を差し出した





｢…………うそ……｣





男の子の手には、私が左手に付けている指輪と全く同じ指輪がはめられていた





男の子？｢すごく探し回ったんだ。心配させてごめんな？A｣





｢……ほ、本当なの？……でもまさかっ｣





男の子？｢俺だ、









カラ松だ｣






｢カラ松……カラ松っ！！！｣




おそ松｢あ、Aちゃんとカラ松じゃん｣







｢おそ松さん！これはいったいどういう……｣









おそ松｢生まれ変わりだよ、カラ松の。

普通に考えて、こんな小さな子供がペラペラとAちゃんの事を話すと思う？高級そうな指輪はめちゃってさぁ〜笑"
あ、でもそのイタい口調くらいは子供のままでよかったなw｣




本当なんだ……
信じられない




おそ松｢デカパンがすんげえ研究してくれてたんだって

よかったな、二人とも｣





こういう時も笑顔でいなくちゃいけないのに

あぁ……また涙が溢れて……



｢もう……会えないと思ってて……っそしたら突然生まれ変わりだって……っ……｣




カラ松｢もう泣くな、俺がいる｣





おそ松｢ちなみに、こいつデカパンの研究でできたカラ松だから今は子供でもデカパンのとこに連れていけば元通りのカラ松になるよ笑"｣



｢ほんとに！？ありがとう……｣









そして今は、カラ松と幸せに過ごしている



カラ松｢愛してる｣



｢私も｣






お互いを大切に思いながら……

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