それでも俺は……【カラ松】

21瓶 ページ21

私はついに退院することになった



やっと家に帰れるという安心感からか、つい気持ちが高ぶってしまう




「やっとか〜！！結構長かったなぁ……」






入院してる時に、本を読んでいたというのもあるかもしれないが、私が暇じゃなかったのは多分カラ松さんのおかげ





怖いっていう気持ちもあるけど、退院するんだし一応お礼を言っておかないとね…



「カラ松さん」



私はちょうど通りかかった彼に声を掛けた



「あの、私退院することになりました。毎日私のお見舞いに来てくれて嬉しかったです。ありがとうございました。」



カラ「もう退院か……良かったな。まぁ、何かあったら俺が監視しておいてやるから大丈夫だ。」



さらっとすごいこと言うなこの人は笑"



でも……
ちょっと寂しいかな……







「それじゃ、私はこれで」



カラ「元気でな、A」









私達はもうこれで終わり









そう思っていた

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