それでも俺は……【カラ松】

19瓶 ページ19

Aside



……ん？


ここは……病院？
なんでこんなとこにいるんだろ


誰かいる…


水飲んでるし笑"

でもどこかで見たことがあるような……









誰だっけ？









？「……！？A！！目を覚ましたのか！？」



「えーっと……」





カラ「俺だ。カラ松だ。覚えているか？」




「カラ松……？」



『カラ松』
どこかで聞いた名前




知ってる気がするんだけど……




「……すみません。」



カラ「…………そうか……なら、









お仕置きだな？」





「……へっ？」


お仕置き？

ちょっと待って！何？

カラ松さんが

「好きだ……もう逃がさないからな」






って言って顔を近づけてくる



「ちょっ！待ってください……っ！」






私はギュッと目を瞑った






……









「……ん？」




そっと目を開けてみるとカラ松さんは病室の隅っこに顔を伏せて座っていた



遠くから見てもわかるくらい耳が真っ赤だ





「……クスｯ」



なんだ、以外に可愛い人じゃん笑笑




しばらく見てると、チラッとこっちを見て
そそくさと病室を出ていった

そのままカラ松さんが帰ってくることはなかった


『カラ松』さんかぁ……




結構面白そうな人だな









.









そう思ったのはこの日だけだった









.

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