俺が恋したのは、イケメン女子で俺がやり捨てポイした女の子のお姉さんでした。【紫】 (ページ35)

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呼び出し【番外編】ページ35

辰哉と付き合って1週間が経ち、僕は今辰哉のファンクラブの子達に呼び出しをされている。

『僕に、なんの用？僕も君達に構ってられるほど暇じゃないんだよね。』

花咲「っ！！あんたのせいで、辰哉構ってくれなくなったんだからね！！」

『それって僕のせいじゃなくない？僕のせいだっていう証拠あるの？』

はぁー、めんどくさいな
女の子達には、優しくしてるけどこういう厄介な子達には、優しく出来ないんだよね。

猶崎「別れてよ。辰君と、あんたと辰君とじゃ釣り合わないんだよ。自分で分かってる？」

『釣り合わないって誰が決めたの？本人から聞いたの？聞いてないよね？君達が捨てられたのって君達に魅力がなかったからなんじゃないの？』

花咲「何よ！！」

パシンっ

『佐久間、大丈夫？』

佐久間「いったぁ、はいz雪城ちゃん、へーき？」

『僕は、へーきだよ。佐久間は？』

佐久間「俺も、大丈夫。あっ、君達この事はふっかにも先生たちにも知られてるからね。」

君たちの人生BADENDだね。そう佐久間は怪しく微笑み呟いた。佐久間、あんた最初から見てたでしょ？

佐久間「ってか、雪城ちゃん煽っちゃダメだよ。俺がたまたま(・・・・)通りすがったから良かったけど。」

『たまたま.....ね。ありがとう、佐久間』

佐久間「にゃははっ(*´罒`*)」

後日談

『えっ？聞いてたの？』

佐久間「あの子たちが呼び出したところって体育館裏だったじゃん。俺とふっかと照の3人で体育館で遊んでたら声聞こえてたから、ヒーロー見たく助けに行った」

『確かに、ヒーローみたいだったわ。ありがとうね佐久間』

深澤「(｡ŏ_ŏ。)」

『どうしたの？辰哉』

深澤「俺のせいであんなことになったけど、佐久間が羨ましい」

『僕にとって1番のヒーローは、彼氏である辰哉でしょ？』

深澤「…///」

岩本「何、見せられてんだか」

あの時、辰哉は体が動かなくて咄嗟に動いた佐久間が助けに来てくれたんだって。