貴方の一番でありたくて 其の弐【薄桜鬼＊斎藤一】

夏祭り 現代編 ページ6

貴女｢はい。できました！


次の人ー｣


｢お願いします｣



貴女｢はいはーい。着付け直しですね｣



｢はい。帯が崩れちゃって…｣



貴女｢後ろむいてください｣



私は今夏祭りで浴衣を着てくる人達の着付け直しの手伝いをしています


浴衣なんて着物より着やすいと思うけどなぁ


貴女｢どうぞ｣


｢ありがとー！｣


あー。そろそろ抜けなきゃ



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結局終われたのは七時前


貴女｢はじめっ！｣



斎藤｢お疲れ様｣



貴女｢ごめんね。遅れちゃって…


何だか今年から色んな人が浴衣着だして…


人数足りなくなっちゃったらしくてさ｣




斎藤｢そうだろうな


今年はやたらと浴衣が多い

けど、Aの浴衣姿が一番綺麗だ｣



貴女｢(ﾎﾞﾌﾝｯ/////｣


斎藤｢A？｣


貴女｢なっな、何でもない！｣



斎藤｢そうだ。覚えているか？昔に祭り行った時のこと｣


貴女｢勿論。あれは大変だったんだから！｣


斎藤｢すまなかったな


さて。行こう｣


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貴女｢人が多いなぁ…｣



斎藤｢大丈夫か？｣


貴女｢うん。大丈夫｣


すると


貴女｢ｷｬｯ!｣


斎藤｢Aっ！？｣


？｢オラオラー。何ぶつかっとんじゃい！

謝れや！｣


貴女｢す、すいません！｣


？｢はぁ？そんなんで謝ったと思ってんのか！｣


うわっ酒臭い…酔っ払いか…


貴女｢すいませんでした｣


？｢お前、面貸せや｣


そういい髪の毛を掴む酔っ払い


貴女｢痛いっ｣


？｢俺はな。お前にぶつかられてめっちゃ機嫌悪なった


どーしてくれるんや！｣



貴女｢だから謝ったって…｣


｢どうしたの？｣


｢喧嘩？｣


ｻﾞﾜｻﾞﾜ


やばい……野次馬増えてきた


さっさと終わらないと


貴女｢誠にご迷惑おかけしました｣



これでいいでしょ



斎藤｢俺からも謝ります｣


はじめまでに頭を下げさせてしまった


この酔っ払いオヤジめぇ……


？｢ふーん。彼氏さんよ

ちゃんと彼女の行動ぐらいみとけや！｣


言いながらはじめの顔をﾍﾟｼﾍﾟｼ叩く


はじめにそんなことしないで！！


あー。昔みたいに能力使えたら…！


貴女｢(ｷﾞﾛｯ｣


？｢なんだ餓鬼


喧嘩売ってんのか！｣

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