貴方の一番でありたくて其の弐【薄桜鬼＊斎藤一】 (ページ36)

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貴女｢えっと。後はコレとコレと…｣

合格したので教科書や参考書など色々購入しています

(作者、英語大嫌いで分からないので日本語で表示します)

｢貴方、どれ買うの？｣

貴女｢数学と理科と英語の教科書下さい｣

｢分かったわ

はい。どうぞ｣

貴女｢ありがとう｣

ひーっ焦った焦った

でもちゃんと英語話せれた！

両手に教科書等を抱えてホテルに戻った

案の定お母さんに驚きの目で見られた

日本行きの飛行機は今日の１０時

ちょっと寝ておこっと

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沖田｢はじめくん？はじめくーん｣

藤堂｢どうしたんだ総司？｣

沖田｢呼びかけても返事しないんだよね

はーじーめーくん｣

斎藤｢(ﾊｯ

どうした｣

沖田｢何上の空になってんの？｣

斎藤｢いや。Aが合格したから気が抜けて…｣←

沖田｢今、1番気が抜けたいのはAちゃんだから｣←

藤堂｢そういやさ

Aって間に合うのか？｣

斎藤｢何故そう思うのだ｣

藤堂｢だってよ。時差あるじゃん

しかも日本の方があっちより時間早いし｣

沖田｢へぇー。平助もたまには出来るじゃん｣←

藤堂｢どーいうことだよ総司！｣

沖田｢(ｸｽｸｽ

ごめんごめん。でも時差があるとややこしいよね

大丈夫なのかな…｣

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貴女｢えっ！？嘘！｣

｢豪雨の為、離陸時間を変更します｣

集中豪雨に見舞われ出発時間が遅れている

このままじゃ卒業に間に合わない…！

恐らく飛行場から学校までは2時間半

んー…すごいギリギリになるかも…

１時間後

｢日本行きの搭乗開始します｣

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卒業式当日

斎藤｢通知無し…か｣

Aからの連絡が無い

今、向こうでは集中豪雨が発生しているらしく離陸時間が遅れているらしい

斎藤｢A…｣

今は６時半

開始まで３時間

間に合え…！

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お久しぶりの日本に到着した

時計を見ると7時…！！

凄いギリギリかも

私は特急の電車に乗りこみ学校を目指した