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story194 ピアノソナタ『月光』殺人事件26 ページ49

Aside

......伊達さんはともかく萩原さんと松田さんは本人の前で何も言わないけど完全に疑っている様子なのが明らかだ
この二人...他の人達と違って、かなり鋭いからなぁ...

「じゃ...じゃあ、さっきの血で書かれた譜面は!?」

『...【ごうかのおんねん...ここにはらせり】』

「ご...豪華の怨念ってまさか...」

「12年前に焼身自 殺したピアニストの...」

小五郎さんの問いかけに私が代わりに血で書かれた譜面を答えると清水さんと令子さんは口々に麻生 圭二の事を思い浮かべていた時、今まで黙っていた西本さんが小さく「奴だ...」と呟いた為、私達は一斉に彼の方を見る

「やっぱり...やっぱり生きてたんだ!麻生 圭二は生きてたんだあぁ〜!」

「生きとりゃせんよ!」

「えっ?」

西本さんが麻生さんが生きていたと言った途端、年配の警官が生きていないと言っていた為、西本さんは驚いていた

「焼け跡から見つかった遺体の歯型が一致したし、間違いないわい。なんもかんも焼けてしまって残ったのは耐火金庫に入った楽譜だけじゃったのぉ」

「「が...楽譜!?」」

「えっ!」

年配の警官は焼け跡から見つかった遺体の歯型が一致した事から間違いない事と焼け残ったのは耐火金庫に入った楽譜だけと言っていた為、目暮警部と小五郎さんが驚き、新一君も驚いている
まさか他に楽譜が残っていたとは思わなかったわ...

「何処にある!?その楽譜は?!」

「こ...公民館の倉庫じゃが。鍵は確か、駐在所に...」

「だったら、ささっと取って来んか〜!」

小五郎さんが何処にあるのかと問いかければ、年配の警官は公民館の倉庫にある事と鍵は駐在所にあると言いかけたが、目暮警部にあるのならさっさと取って来る様に言われ、年配の警官は「は...はい〜!」と言って慌てて駐在所に走って向かった為、新一君は「僕も行く〜!」と言って走り、私も後を追いかける様に『待って下さい!私も行きます〜』と言って村役場を後にする
その時、蘭ちゃん松達の声が聞こえたが気にせずに走る









その後、私達は年配の警官に麻生さんの事件の事について話を聞く

「ねぇ、麻生さんって本当に自分で家に火をつけたの?」

「ああ...目撃者が言うにはな」

『目撃者?それはどなたなんです?』

新一君が麻生さんは本当に自分で家に火をつけたのかと問いかければ、年配の警官は目撃者が言うにはそう言っていたと答えている
まさかとは思うけど西本さん以外、殺害された人間とかじゃないでしょうね...?

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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2018年5月23日 20時

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