【名探偵コナン】ブロンドの髪を持つ美少女は宮野姉妹のいとこ！PART4 (ページ22)

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Aside

黄昏の館の一件から数日後、今は4月6日
あの日は4月4日だったからね
事件の日を覚えてるなんて、ある意味ヤバいと思ったわ
黄昏の館の一件で新一君にこう言われたのよね...

「怪盗シグナスが奴等の事を知ってたみたいなんです。Aさんはあいつに奴等の事を喋ってないですよね？」

『私が彼女に話す訳ないじゃない。彼女自身が私の事を調べて、その事を知ったんじゃないかしら？』

シグナスとして組織の事をうっかり話してしまったからね...
新一君の問いかけに私は誤魔化しながら答えると新一君は納得した表情を浮かべていた
よかった...これから気を付けないといけないわね...
私は哀に聞きたい事があるべく阿笠博士の所へと向かった
また地下の研究室にいるのかも知れないわね...

in阿笠邸

『博士ーっ!!』

「おぉ！A君か！」

私はそう言って博士の家のドアを開けると博士がひょっこりと顔を出す
家中をキョロキョロと見回すが哀の姿が見えなかった

『あら？哀はいつもの所？』

「あぁ、待っとれ。呼んでくる」

哀は地下の研究室にいるのかと言うと博士は頷きながら哀のいる地下の研究室へと行ってしまった
その間に私は博士から入れて貰ったコーヒーを飲んで待っていると博士と哀がやって来た

「あらA、どうかしたの？」

「前にお母さんとエレーナ叔母様は姉妹だって話したでしょ？」

私は前にお母さんとエレーナ叔母様は姉妹である事を話したかと言えば哀は頷く
生まれてすぐに事故で死んだ為、両親を知らない哀の為にお母さんの妹であるエレーナ叔母様の事について話しておこうと思った
エレーナ叔母様の姉はお母さんの他にもう一人いる事を...

『実は...お母さんとエレーナ叔母様には姉がいるのよ』

「えっ!?お母さんとレジーナ伯母様に姉がいたの？」

『えぇ。昔の写真を見せて貰ったから間違いないわ』

お母さんとエレーナ叔母様に姉がいる事を話せば哀は驚きながらも姉がいるのかと問いかけてきた為、昔の写真を見せて貰ったから間違いないと答える
この事を話しておいて正解だったわね...
少しでも身内に関係する事を話しておかないと分からないからね

「哀君の母親とA君の母親に姉がおるのか？」

『えぇ』

「それで...お母さんとレジーナ伯母様の姉の名前は分かるかしら？」

博士も驚いているらしくお母さん達に姉がいるのかと聞かれた私は静かに頷き、哀は身内の事を知りたいと思ったのかもう一人の伯母の名前を知りたいと言ってきた