story167 集められた名探偵!工藤新一VS怪盗キッド79 ページ21
Aside
「あんな物、泥棒の風呂敷には包みきれねーからな。それとシグナス、また何処かで会おうぜ」
括りつけてあるから下に落ちる事はないわ
キッドも私の近くによって来て千間さんにそう言った後、私にそう言ってその場から逃げ出した
やれやれ...相変わらずのキザな悪党さんね(苦笑
私はその後、本物の小五郎さんがいるガソリンスタンドへと向かうべく新一君達の元から立ち去った
Aside 終了
コナンside
おっちゃんの正体が怪盗キッド、Aさんの正体が怪盗シグナスの変装だとは...
一緒にいたのが怪盗シグナスだったなんて...
待てよ...何であいつが黒の組織の事を知ってんだ?
まさか...本物のAさんが怪盗シグナスなんじゃ...!?
いや、まさかな...だって髪の色や髪型、目の色とか全く違うし...
その話はおいといて...本物のおっちゃんとAさんはガソリンスタンドにいるって事か!?
「あっ!」
キッドとシグナスを見つめていた時、黄昏の館が光輝く金色の館になっていた
「壁が崩れて、中から金が!」
「あの時計が外壁を崩すスイッチになっていたんですね」
「さすが烏丸の館...1000億はくだらないわね!」
茂木さん、白馬、槍田さんは本来の黄昏の館の姿を見ながら口々にそう言っていた
なるほど...【黄昏】とは空が黄金色に輝く夕暮れ時の事
まさに【黄金の館】って訳か...
とりあえず本物のおっちゃんとAさんが無事なのを確認しておかねーとな
Aさんは平気だと思うが、おっちゃんが心配だな...
「ねぇ、そんな事より本物のお父さんとAさんは何処なの?」
「「「えっ?」」」
その時、蘭が本物のおっちゃんとAさんは何処にいるのかと問いかけるが他の人達は二人と面識がない為、何処にいるのか分からないと言わんばかりの表情
まぁ、後でAさんがおっちゃんを助けてくれるだろうな...
コナンside 終了
No side
inガソリンスタンド
「ヘーックション!(ハハ...ここ(苦笑)」
本物の小五郎は怪盗キッドによって身ぐるみを剥がされ、ガソリンスタンドのトイレで本物の従業員と共に縛られていたのだった...
そしてその後、怪盗シグナスの変装を解いたAが助けに行き、ガソリンスタンドの近くに通りかかった車に乗せて貰い、毛利探偵事務所まで送って貰ったと言うのは別の話...
No side 終了
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※集められた名探偵!工藤新一VS怪盗キッドの後半は終わりです
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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2018年5月23日 20時