羞恥か熱か 体 ページ32
「はあああっ!?鼻血出して倒れたぁ!?」
「えぇ、まあ。」
珍しく声を荒げた乱数。
帝統は話を聞きながら苦笑いをしている。
「もおー!せっかくのチャンス潰すとか勿体なすぎる〜!」
「チャンスって何ですか...別にいいじゃないですか。こういったことに小生は疎いんですよ。」
そう、あの日。
恥ずかしさからか、はたまた風呂の熱湯からか。
小生はあの瞬間に鼻血を出して倒れたらしい。
彼女が慌てて看護してくれたので、特にひどい症状なくその日は済んだのだが。
「にしても、詩乃はホラー苦手だったってのも意外だなー。アイツいつも余裕ありそうだからよー。」
「あー確かにねぇ...。
ってその話じゃなくて!幻太郎、次こそはちゃんと一緒にお風呂入んなよ!これもカップルとしての試練!」
そう言ってピッと人差し指を立てる乱数。
そうは言われても、難しいものは難しい。
『次は水着でも着て入ります?』
悪戯っ子みたいな笑顔を浮かべて彼女に言われては
敗北は確定のようだ。
本当に、彼女には敵わないな。
464人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桜月花(プロフ) - 紺さん» たくさん送ってくださって本当にありがたいです!そこまで言っていただけると私もとても励みになります!ご愛読ありがとうございました! (2019年5月9日 22時) (レス) id: 8714acda80 (このIDを非表示/違反報告)
紺 - 沢山送ってすみません!凄く素敵な作品でした!もちろん右のお星様押させて頂きました! (2019年5月3日 3時) (レス) id: de02aba2c8 (このIDを非表示/違反報告)
紺 - 幻太郎…惚れたわ結婚しよう() (2019年5月3日 3時) (レス) id: de02aba2c8 (このIDを非表示/違反報告)
紺 - 間違えて二個送ってますた。← (2019年5月3日 3時) (レス) id: de02aba2c8 (このIDを非表示/違反報告)
紺 - 家でげんたろ〜とか、だいす〜とか叫んでたら親に怒られました。全く、どうしてくれるんですか←すみません、悪いのは私です。 (2019年5月3日 3時) (レス) id: de02aba2c8 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:桜月花 | 作成日時:2019年2月8日 16時