羞恥か熱か 心 ページ30
丸@あんスタヒプマイ千銃士HSJLOVE様からのリクエストです!
付き合い始めたばかりの話です!こんな感じだったら可愛いなあというのを詰め込みました!笑
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小生の彼女は、隙がない。
いや、余裕がある、というのが正確か。はたまたどちらも適当か。
出会った時から彼女はいつも前を見据えていた。
余裕をこいているようなのに、実はちゃんと計算されている動き。
そんな彼女、騙すのも揶揄うのももう無駄かなと諦めていた。
そんな彼女、実は1つだけ苦手なものがあったのだ。
ガシャーンっ!!
ぎゃああああっ!
「...っ!?!?」
小生の肩を掴んで離さない彼女。その手は風邪かと思うほどにガタガタと震えている。
目の前にあるテレビの画面いっぱいに映し出される少々グロテスクな映像。
そう、ホラー映画鑑賞である。たまにはこういうので涼しくなるのもどうかと思って借りてきたのだが、正解というか不正解というか。
彼女が、めちゃめちゃ怯えている。
これは小生としては世紀の大発見だった。
やはり彼女の人の子。苦手なものくらいあるということか。
そうも考えているうちに映画は終わりにきており、画面上にスタッフロールが流れ始めていた。
「ふむ、中々に面白かったですね。おや、もうこんな時間でしたか。小生は洗い物を済ませておくので詩乃は先にシャワーでも浴びておいてください。」
そう言ってテレビの電源を切り、キッチンに向かおうとする。
すると、右腕の袖がクイっと引っ張られるのを感じた。なにかと思って見てればまだカタカタと震えた彼女が袖を掴んでいた。
「...?どうかしましたか?」
「...さい。」
「え?」
袖を掴んだまま顔を赤くしてもごもごいう彼女に可愛いと思いながら聞き返す。
すると、とんでもない返事が返ってきた。
「一緒にお風呂、入ってください。」
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桜月花(プロフ) - 紺さん» たくさん送ってくださって本当にありがたいです!そこまで言っていただけると私もとても励みになります!ご愛読ありがとうございました! (2019年5月9日 22時) (レス) id: 8714acda80 (このIDを非表示/違反報告)
紺 - 沢山送ってすみません!凄く素敵な作品でした!もちろん右のお星様押させて頂きました! (2019年5月3日 3時) (レス) id: de02aba2c8 (このIDを非表示/違反報告)
紺 - 幻太郎…惚れたわ結婚しよう() (2019年5月3日 3時) (レス) id: de02aba2c8 (このIDを非表示/違反報告)
紺 - 間違えて二個送ってますた。← (2019年5月3日 3時) (レス) id: de02aba2c8 (このIDを非表示/違反報告)
紺 - 家でげんたろ〜とか、だいす〜とか叫んでたら親に怒られました。全く、どうしてくれるんですか←すみません、悪いのは私です。 (2019年5月3日 3時) (レス) id: de02aba2c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜月花 | 作成日時:2019年2月8日 16時