検索窓
今日:6 hit、昨日:2 hit、合計:110,666 hit

羞恥か熱か 心 ページ30

丸@あんスタヒプマイ千銃士HSJLOVE様からのリクエストです!
付き合い始めたばかりの話です!こんな感じだったら可愛いなあというのを詰め込みました!笑

ーーーーーーーーーーー


小生の彼女は、隙がない。
いや、余裕がある、というのが正確か。はたまたどちらも適当か。

出会った時から彼女はいつも前を見据えていた。
余裕をこいているようなのに、実はちゃんと計算されている動き。

そんな彼女、騙すのも揶揄うのももう無駄かなと諦めていた。
そんな彼女、実は1つだけ苦手なものがあったのだ。





ガシャーンっ!!
ぎゃああああっ!


「...っ!?!?」

小生の肩を掴んで離さない彼女。その手は風邪かと思うほどにガタガタと震えている。

目の前にあるテレビの画面いっぱいに映し出される少々グロテスクな映像。

そう、ホラー映画鑑賞である。たまにはこういうので涼しくなるのもどうかと思って借りてきたのだが、正解というか不正解というか。

彼女が、めちゃめちゃ怯えている。


これは小生としては世紀の大発見だった。
やはり彼女の人の子。苦手なものくらいあるということか。

そうも考えているうちに映画は終わりにきており、画面上にスタッフロールが流れ始めていた。

「ふむ、中々に面白かったですね。おや、もうこんな時間でしたか。小生は洗い物を済ませておくので詩乃は先にシャワーでも浴びておいてください。」

そう言ってテレビの電源を切り、キッチンに向かおうとする。
すると、右腕の袖がクイっと引っ張られるのを感じた。なにかと思って見てればまだカタカタと震えた彼女が袖を掴んでいた。

「...?どうかしましたか?」
「...さい。」
「え?」

袖を掴んだまま顔を赤くしてもごもごいう彼女に可愛いと思いながら聞き返す。
すると、とんでもない返事が返ってきた。

「一緒にお風呂、入ってください。」

羞恥か熱か 技→←Valentine day!! コ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (164 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
464人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

桜月花(プロフ) - 紺さん» たくさん送ってくださって本当にありがたいです!そこまで言っていただけると私もとても励みになります!ご愛読ありがとうございました! (2019年5月9日 22時) (レス) id: 8714acda80 (このIDを非表示/違反報告)
- 沢山送ってすみません!凄く素敵な作品でした!もちろん右のお星様押させて頂きました! (2019年5月3日 3時) (レス) id: de02aba2c8 (このIDを非表示/違反報告)
- 幻太郎…惚れたわ結婚しよう() (2019年5月3日 3時) (レス) id: de02aba2c8 (このIDを非表示/違反報告)
- 間違えて二個送ってますた。← (2019年5月3日 3時) (レス) id: de02aba2c8 (このIDを非表示/違反報告)
- 家でげんたろ〜とか、だいす〜とか叫んでたら親に怒られました。全く、どうしてくれるんですか←すみません、悪いのは私です。 (2019年5月3日 3時) (レス) id: de02aba2c8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:桜月花 | 作成日時:2019年2月8日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。