5 相部屋 ページ6
Side You
見事昇格テストからしか貰えないと言われていた
SSランクを手に入れた
だけど…
ゾムくんと私だけじゃなくて、
新入生代表のグルッペンもSSランクらしい
つまり、確定でパートナーがゾムくんって訳ではない
まぁSランクだともっと倍率高いんだろうけど…
でも新入生代表と組まされるのも……
うん、絶対ぎこちなくなる
祈るように、その日はそのまま歴史の授業を受けた
軍学校では、軍人になるための訓練だけでなく
国の歴史や動き方
獲物の種類や人体についてなど
普通に授業もある
軍の幹部になったら書類を作ることもあるので
しっかり知識は入れとかないといけない
…まぁ、ゾムくんはつまらなさそうにしてたけど
「…今日はここまで、明日はまずパートナーを発表する」
「明日からは2人1組で常に行動することになるからな」
「部屋も今は適当に2人組で使っているが」
「明日からは相部屋になるので荷物もまとめておくように」
部屋も相部屋になるのか…
ちゃんと戻ったら荷物まとめとこ
zm「おーい!A〜!」
そんなことを考えているとゾムくんが話しかけてくる
A「お疲れ様、どうしたの?」
zm「一緒に部屋もどろーや!」
A「うん、いいよ」
奇跡かのようにゾムくんとは相部屋ではないものの
部屋は隣同士
長い廊下を他愛ない会話をしながらゆっくり歩く
それぞれ自室の扉の前についたので
「バイバイ」といい別れた
部屋には相部屋の子が既に戻ってきていた
名前はトントンくん
貴族らしいが、性格はとても良い
私たちの嫌っているような人ではなく笑顔で接することが出来る
A「トントンくん、早いね」
tn「あぁ、まぁな」
tn「そや、Aさん今回のテストでSSランク貰ったんやろ?」
A「あはは…、まぁね」
tn「すごいやん、軍の家庭とかなん?」
A「んーん、普通の平民」
A「でも、家族の食事に使う食料をとるために狩りとかしてたから」
tn「偉いなぁ…そりゃ体力もつくわ……」
A「トントンくんもS+ランクでしょ?充分すごいよ」
tn「ははっ、ありがとな」
トントンくんの服に着いているバッジには
S+の文字が彫られている、
充分実力を持っているのだろう
そんな事を話していると
突然コンコンとドアを叩く音がした
返事をしながら扉を開けると──
A「はーい」
gr「よう、トン氏はいるか?」
新入生代表のグルッペンがいた
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フラワー(プロフ) - コメント、ありがとうございます!wrwrdだと色んなペアがあるのでそれなら夢主とzmさんで脅威ペア!みたいな...ほぼ書きたいっていう欲望で始めたこの作品ですが、頑張ります!あんこおさんも番外編の方、楽しみにしてます!頑張ってください! (2021年1月18日 7時) (レス) id: 7134aa4a2a (このIDを非表示/違反報告)
あんこお - (初コメ失礼っ!)脅威さんの可愛さが溢れていて、尚かつ夢主と脅威さんがペアを組むっていうのがもう最高です!(語彙力無くてすみません…)更新頑張って下さい!応援してます! (2021年1月18日 6時) (レス) id: 33306f1976 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フラワー | 作成日時:2020年12月5日 20時