4 ランク ページ5
Side zm
ランクを決めるためのテストが始まった
ランクが同じ者同士でパートナーを組むらしい
出来ればAとパートナーがいいので
2人で話し合ってSランクを目指すことにした
テストが開始し、様々な事をしていく
本で見た基本的な体力テストと内容は一緒だった
1つ1つの競技を全力で受け、
十数個の競技が終わる
多くの新入生の中からAを見つけ出して
Aー！と近づく
A「あ、ゾムくん！どうだった？」
zm「もうバッチリやで！そっちは？」
A「もっちろん！」
そう言って彼女は笑顔でグッドサインをする
あー、可愛いなぁ…
「これからランクを発表する」
「バッジを渡すから並べ」
と、教官が言う
ランクは配られるバッジに彫られているらしい
俺はドキドキしながらバッジを受け取り
見ないようにもう片手で蓋をする
同じようにしたAも俺の方に来て
せーので同時にバッジを見た
zm「…S、S……？」
A「…え……？」
疲れてるんだろうと俺は目を擦る
…だがもう一度見てもバッジに彫られた文字は変わらない
zm「…A……は？」
A「…あ、私も……」
俺らはそっとお互いのバッジに目を向ける
そこにもちゃんとSSの文字があった
まさかの事に唖然としていると
わっと周りの奴らが集まってきた
「凄いや！君たちが初めてだって!!」
zm「え、何が？」
「この最初のテストでSSランクをとる生徒！」
A「えぇ!?そうなの…?!」
うん！とそいつが答え、俺たちは呆然とする
しかし、男女問わず俺らは質問攻めに合い
ぼーっとする時間もなかった
「どうしてそんなに強いの〜？」
zm「どうしてってまぁ…」
A「食料を確保するのに狩りとかしてたから…？」
「きっと3人は神様から恵まれたんだろうなぁ…！」
神様、なんて存在がホントにあるんやろか
あるんなら俺らをなんでこんな生活…
…あれ、3人…？
zm「なぁ、今"3人"って言った？」
「へ？うん、」
「だって、今回SSランクを貰ったのは──」
「君たち2人と、グルッペンさんだもん！」
なんとなく、分かっていた
アイツは設立者の孫だ
家で訓練を受けていてもおかしくない
問題は、パートナーをどう組まれるかだ
もちろんアイツと組むのは嫌だし
Aと組ませるのはもっと嫌だ
だが、俺らでパートナーを決めれる訳やない
教官達が決めるのだ
Aとパートナーになれるようにと
心の中で強く祈るのだった
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フラワー(プロフ) - コメント、ありがとうございます！wrwrdだと色んなペアがあるのでそれなら夢主とzmさんで脅威ペア！みたいな...ほぼ書きたいっていう欲望で始めたこの作品ですが、頑張ります！あんこおさんも番外編の方、楽しみにしてます！頑張ってください！ (2021年1月18日 7時) (
レス) id: 7134aa4a2a (このIDを非表示/違反報告)
あんこお - （初コメ失礼っ！）脅威さんの可愛さが溢れていて、尚かつ夢主と脅威さんがペアを組むっていうのがもう最高です！（語彙力無くてすみません…）更新頑張って下さい!応援してます！ (2021年1月18日 6時) (レス) id: 33306f1976 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フラワー | 作成日時：2020年12月5日 20時
