検索窓
今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:208,343 hit

ねおき ページ33

なぜか身体が揺れている。


周りもざわざわしてるし……


あーもう!




「うるさいっ」


ンダホ「お、起きた」


モトキ「おはよー」



目を覚ますと、何やら私の周りに集まっているメンバー達。


そういえば、隣にいたはずのシルクも、今は私の顔を覗き込んでいる。




シルク「おはよ」


「……裏切り者」


シルク「なんで!?w」



自分でもわかるほど理不尽な言葉に、シルクが疑問の声を発した。



それにしても……


「なんでみんなして私の周りに集まってんの」


ジト目で言うと、ンダホとモトキがくすくすと笑った。



ンダホ「やっぱ気づいてないんだあw」

モトキ「大成功じゃんw」

「え!何!こそこそしてないで教えて!」



布団の上に正座をして二人を見上げると、モトキが微笑みながら答えを口にする。



モトキ「さっきシルクにも言ったんだけど、二人の寝顔をばっちりセカンダリ用に撮ったよっていう話w」


「は!?いつのまに!?」


シルク「いや、俺と同じ反応しないでw」


ぺけたん「やばw」



セカンダリ用に、ということは、それはYouTube上に上げるという事を意味する。


つまり、私とシルクの寝相、寝顔が全世界に配信されるのだ。


寝顔は特に抵抗はないのだが、まだ新婚。


やっぱりアンチが気になるのがこの私、フィッシャーズこんぺいである。




シルク「アンチ怖いなーって顔してんな」


「し、てないしっ」


シルク「嘘だろ絶対w」



バカにしたように笑うシルクの言葉は図星で、反射的に意地を張ってしまう。

これはもうセットのやり取りだ。




シルク「っし、んじゃ、3分で準備しろ」




唇を尖らせていた私に、シルクは唐突に言い放った。


「は!?どこ行くの!?」


シルク「撮影に決まってんだろ!w」



ほら、準備しろと私の脇の下に腕を入れて立たせるシルク。


そしてそのまま背中をバシバシと叩かれ、強制的に着替えに向かわされた。



「見ないでね」


シルク「見ねーよ!w」




私の姿がメンバーから見えなくなったあと、ひゅーという冷やかしがシルクに向かって浴びせられたのは、知らないフリをしておこう。

おしゃれな店→←モトキside 可愛い



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (147 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
428人がお気に入り
設定タグ:Fischer's , フィッシャーズ , シルクロード   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

未人(プロフ) - くるるMAさん» おおw早いw頑張ります!w (2018年1月3日 18時) (レス) id: c2cac711d1 (このIDを非表示/違反報告)
くるるMA - スマホから!早速買ってもらいました!今年も妄想と更新頑張ってください! (2018年1月3日 16時) (レス) id: cfcd9e6d3d (このIDを非表示/違反報告)
くるるMA - 前にやってたやつ的なやつか…リベンジしてみるわ。忙しいのに返信ありがと (2017年12月13日 20時) (レス) id: 8a6d8ed592 (このIDを非表示/違反報告)
未人(プロフ) - くるるMA さん» そうねぇ...やっぱRPGのパロじゃない? (2017年12月12日 19時) (レス) id: c2cac711d1 (このIDを非表示/違反報告)
くるるMA - タブレットから。久々に来たら結構更新されててびっくり。全然関係ないんだけど、私が小説を書くならどんな小説がいいと思う? (2017年12月12日 18時) (レス) id: 8a6d8ed592 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:未人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mijinnhomupe/  
作成日時:2017年4月29日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。