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来客 ページ37

「みんな!どしたの?」


ンダホ「どしたのって、そりゃ、ねぇ?」


マサイ「新婚さんってどんなもんなのか気になるじゃん?」



口々にそうだな、とこぼすメンバー。



先ほど結婚式を終えたばかりなのだが、改めて口に出されると照れる。


それはシルクも同じだったようで、照れくさそうにはにかんでいる。




ダーマ「とりあえず入っていい?」

「え?あ、あぁ、どうぞ」



私たちの幸せな空気を破るように、ダーマが言った。



メンバーはお邪魔しまーすと小さく言って、私達の宿泊部屋に足を踏み入れた。




ザカオ「な、なんか悪いことしちゃったね」


ザカオが心配そうに言った。



「なんで?w」

ザカオ「いや、だって……新婚さんってイチャイチャしたいんじゃ……?」



本当に申し訳なさそうに下を向いてしまったザカオに、私は思わず吹き出した。


「今更そんなこと言う?w私達の仲じゃんw」

ダーマ「そうだぞザカオ」

シルク「お前はくつろぎすぎなんだよw」



いつのまにかベッドの上に大の字に寝転がっているダーマの額に、シルクがチョップをお見舞いした。


大げさに痛がるダーマを見て、みんなが笑う。




ぺけたん「そういえば二人って、どこに住むことにしたの?結局」

シルク「あ、言ってなかった?一応、俺ん家かなって考えてるけど」

「行き慣れてるし、マサイも下にいるしね」

シルク「そーそ」


そうなんだ〜と納得した様子のぺけたん。


そしてこの場に、爆弾発言が飛び出た。




ンダホ「俺の恋も実るかな」




その瞬間、場が静まり返った。


当の本人はというと、まだどこか遠いところに魂がある。



シルクがンダホの目の前で手を振ると、我に返ったように肩をビクッと震わせた。


シルク「お前どうしたんだよw」

ンダホ「え、別に何もw」

「何もない顔じゃなかったよ?w」


目だけを動かして周りを伺うと、他のメンバーも私たちと同じような顔をしてンダホのことを見ていた。


たくさんの視線を集めて観念したのか、ンダホが恥ずかしそうに話し始めた。




ンダホ「実は俺さ……」

ンダホの告白→←幸せの保証



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設定タグ:Fischer's , フィッシャーズ , シルクロード   
作品ジャンル:恋愛
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未人(プロフ) - くるるMAさん» おおw早いw頑張ります!w (2018年1月3日 18時) (レス) id: c2cac711d1 (このIDを非表示/違反報告)
くるるMA - スマホから!早速買ってもらいました!今年も妄想と更新頑張ってください! (2018年1月3日 16時) (レス) id: cfcd9e6d3d (このIDを非表示/違反報告)
くるるMA - 前にやってたやつ的なやつか…リベンジしてみるわ。忙しいのに返信ありがと (2017年12月13日 20時) (レス) id: 8a6d8ed592 (このIDを非表示/違反報告)
未人(プロフ) - くるるMA さん» そうねぇ...やっぱRPGのパロじゃない? (2017年12月12日 19時) (レス) id: c2cac711d1 (このIDを非表示/違反報告)
くるるMA - タブレットから。久々に来たら結構更新されててびっくり。全然関係ないんだけど、私が小説を書くならどんな小説がいいと思う? (2017年12月12日 18時) (レス) id: 8a6d8ed592 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:未人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mijinnhomupe/  
作成日時:2017年4月29日 20時

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