ンダホの告白 ページ38
ンダホが照れくさそうに言った。
ンダホ「す、好きな人が、出来てしまって……」
マサイ「それはわかってる」
マサイの間髪入れないコメントに、ンダホがたじろぐ。
モトキ「相手は?」
そしてモトキはこんな時でもにこにこしている。
ンダホ「あの……それが……」
シルク「ストップストップストップストップ」
せっかくンダホが言い出しそうな雰囲気だったのに、シルクが口を挟んできた。
ンダホ「何?」
シルク「まさかAとか言わねぇだろうな?」
怖いよシルク。口はにっこりだね。でも目が笑ってないよ。
この顔を見てしまっては、嬉しいを通り越してもう恐怖だった。
ンダホ「違う違う違う違う!!!!それは断じて違うから!ねぇ信じて!!!!」
じりじりとンダホに詰め寄るシルクに、ンダホが必死で否定した。
シルク「わかってるわwお前のことは信じてるし」
ンダホ「よかったぁ……」
ダーマ「で?ホントのところは?」
ンダホ「あー、えぇっと……」
場が緊張する。
よくよく考えてみれば、ンダホが誰を好きになろうと彼の勝手なのだが。
ンダホ「俺の好きな人は……」
ごくり。唾液が降りていった。
ンダホ「優菜です!!!!」
「ふぅーん…………えええええええ!?!?!?!?!?」
シルク「おまっ、優菜って、あの優菜かよ!?」
ンダホ「って言われると思ったからあ…!」
シルク「あ、あぁ、ごめんなw」
茶化された事が恥ずかしかったのか、ンダホは顔を両手で覆って、あぁぁぁと嘆いている。
そんなンダホの背中をポンポンと叩き、顔をのぞき込むシルク。
何度見ても、この二人は微笑ましいな、と思う。
ぺけたん「でも、優菜ならいいんじゃない?可愛いし」
シルク「おー、まあな」
「なんでシルクがそんなに自慢げなの」
まるで優菜がシルクのパートナーみたいな言い方をされて、少しむっとしてしまった。
シルク「大丈夫だってw優菜はそういうんじゃねぇから」
「んふ」
モトキ「あーあ。まんざらでもないw」
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未人(プロフ) - くるるMAさん» おおw早いw頑張ります!w (2018年1月3日 18時) (レス) id: c2cac711d1 (このIDを非表示/違反報告)
くるるMA - スマホから!早速買ってもらいました!今年も妄想と更新頑張ってください! (2018年1月3日 16時) (レス) id: cfcd9e6d3d (このIDを非表示/違反報告)
くるるMA - 前にやってたやつ的なやつか…リベンジしてみるわ。忙しいのに返信ありがと (2017年12月13日 20時) (レス) id: 8a6d8ed592 (このIDを非表示/違反報告)
未人(プロフ) - くるるMA さん» そうねぇ...やっぱRPGのパロじゃない? (2017年12月12日 19時) (レス) id: c2cac711d1 (このIDを非表示/違反報告)
くるるMA - タブレットから。久々に来たら結構更新されててびっくり。全然関係ないんだけど、私が小説を書くならどんな小説がいいと思う? (2017年12月12日 18時) (レス) id: 8a6d8ed592 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:未人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mijinnhomupe/
作成日時:2017年4月29日 20時