検索窓
今日:14 hit、昨日:36 hit、合計:304,139 hit

He helped me. ページ5

?「君達、何やってんの?」


男2「っああん?てめぇなんだゴラァ」



声をかけてきたのは、カーキのキャップに黒ぶちの眼鏡をした若い男性。



?「そういうこと、いけないと思うなぁ、彼女、嫌がってるよ?離してあげたら?」



誰だかわからないけど助けてください!



出ない声の代わりに、心の中で大きく叫んだ。



男1「おい、やれ」


男2、3「了解」



男2人はそう言うと、若い男性に掴みかかろうとする。



が。




その行為は、彼がとった行動で阻止されることになる。



優「これでもそういうこと、できる?」



キャップと眼鏡を取ると、見覚えのある笑顔。



「優…さん?」



優「当たり★」



男2「優…って、あの優かよ!?」



男1「お、お前ら、ここは引くぞ!」



男2、3「お、おう!」



優さんの顔を見た瞬間、そそくさと逃げていく3人組。




…かっこ悪




そう思ってしまった私は、命知らずだろうか。



優「…大丈夫!?何もされてない!?」



「あ、うん。ちょっと腕掴まれただけ。」



優「そっか、良かったぁ」



さっきとはまた違った笑顔で微笑む優さん。


さすが俳優さんだなぁ、と改めて思った。



優「じゃあ、もう俺が来たことだし、安心だね。」



「うん、ありがとう。」



地面に落ちたスマホとイヤホンを拾い、ついでに時間を見ると、PM11:27。


ちょうど良い時間だ。




優「んじゃ、変装もバッチリしたし、行こっか!」


「飲み行こ飲み!」



優「あはは、それフィッシャーズのEDのやつだ」



「見てくれてるの!?」



優「だってこんぺい面白いからw」



「いやあ、シルクの方が」



優「えー、そうなの?」



ちらりと優さんの方を窺うと、えー、そうなの?と言った直後の顔が少し暗い気がしたのは、夜の雰囲気のせいだろうか。




だが、そんなことを深く考える暇もなく、優さんが話題を振ってきたので、この思いはすぐに忘れることとなった。

わかりやすいのかも→←恐怖



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (139 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
333人がお気に入り
設定タグ:Fischer's , フィッシャーズ , シルクロード   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

未人 - かなやんさん» これからもよろしくお願いいたします! (2017年3月29日 21時) (レス) id: 667be68691 (このIDを非表示/違反報告)
かなやん(プロフ) - はい!初のコメントです!いえいえ!! (2017年3月29日 21時) (レス) id: 8229cd8f04 (このIDを非表示/違反報告)
未人 - かなやんさん» 初のコメントですね!ありがとうございます!そう言って頂けると嬉しいです! (2017年3月29日 20時) (レス) id: 667be68691 (このIDを非表示/違反報告)
かなやん(プロフ) - 更新たのしみにしてます!応援してます! (2017年3月29日 19時) (レス) id: 8229cd8f04 (このIDを非表示/違反報告)
未人 - 凜ちゃん 【凜松チャンネル】さん» 泣かないで下さい〜!これからも応援してあげてくださいね! (2017年3月25日 10時) (レス) id: 667be68691 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:未人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mijinnhomupe/  
作成日時:2017年3月4日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。