He helped me. ページ5
?「君達、何やってんの?」
男2「っああん?てめぇなんだゴラァ」
声をかけてきたのは、カーキのキャップに黒ぶちの眼鏡をした若い男性。
?「そういうこと、いけないと思うなぁ、彼女、嫌がってるよ?離してあげたら?」
誰だかわからないけど助けてください!
出ない声の代わりに、心の中で大きく叫んだ。
男1「おい、やれ」
男2、3「了解」
男2人はそう言うと、若い男性に掴みかかろうとする。
が。
その行為は、彼がとった行動で阻止されることになる。
優「これでもそういうこと、できる?」
キャップと眼鏡を取ると、見覚えのある笑顔。
「優…さん?」
優「当たり★」
男2「優…って、あの優かよ!?」
男1「お、お前ら、ここは引くぞ!」
男2、3「お、おう!」
優さんの顔を見た瞬間、そそくさと逃げていく3人組。
…かっこ悪
そう思ってしまった私は、命知らずだろうか。
優「…大丈夫!?何もされてない!?」
「あ、うん。ちょっと腕掴まれただけ。」
優「そっか、良かったぁ」
さっきとはまた違った笑顔で微笑む優さん。
さすが俳優さんだなぁ、と改めて思った。
優「じゃあ、もう俺が来たことだし、安心だね。」
「うん、ありがとう。」
地面に落ちたスマホとイヤホンを拾い、ついでに時間を見ると、PM11:27。
ちょうど良い時間だ。
優「んじゃ、変装もバッチリしたし、行こっか!」
「飲み行こ飲み!」
優「あはは、それフィッシャーズのEDのやつだ」
「見てくれてるの!?」
優「だってこんぺい面白いからw」
「いやあ、シルクの方が」
優「えー、そうなの?」
ちらりと優さんの方を窺うと、えー、そうなの?と言った直後の顔が少し暗い気がしたのは、夜の雰囲気のせいだろうか。
だが、そんなことを深く考える暇もなく、優さんが話題を振ってきたので、この思いはすぐに忘れることとなった。
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未人 - かなやんさん» これからもよろしくお願いいたします! (2017年3月29日 21時) (レス) id: 667be68691 (このIDを非表示/違反報告)
かなやん(プロフ) - はい!初のコメントです!いえいえ!! (2017年3月29日 21時) (レス) id: 8229cd8f04 (このIDを非表示/違反報告)
未人 - かなやんさん» 初のコメントですね!ありがとうございます!そう言って頂けると嬉しいです! (2017年3月29日 20時) (レス) id: 667be68691 (このIDを非表示/違反報告)
かなやん(プロフ) - 更新たのしみにしてます!応援してます! (2017年3月29日 19時) (レス) id: 8229cd8f04 (このIDを非表示/違反報告)
未人 - 凜ちゃん 【凜松チャンネル】さん» 泣かないで下さい〜!これからも応援してあげてくださいね! (2017年3月25日 10時) (レス) id: 667be68691 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:未人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mijinnhomupe/
作成日時:2017年3月4日 17時