＿＿＿【橙】

＿006＿ ページ7

『も、もしかしてななもり。さん！？』


私の憧れの配信者様、ななもり。さんかもしれない人が目の前にいる。ここまで歌い手活動を続けられているのはこの人のお陰だと言っても過言ではない。


ななもり「あ、はい。すとぷりのななもり。です！いつも動画見てます！！」


私の憧れの人が私の動画を見ている！？そんな夢みたいなことがあるのか！？夢小説的展開に私は今とても驚いている。


ジェル「なーくんがここ、株式会社STPRまでおぶってくれたんやで？」


『！？ほんっとうに申し訳ありませんでした！！』


ななもり「いえいえ、」


『せめてものお詫びを…』


ななもり「それでしたら…すとぷりに楽曲提供をしてもらえませんか？」


ななもりさんらしい答えだなと思った。メンバー思いのななもりさん。流石です。


『お安い御用です。期限さえ決めていただければ完璧に仕上げます。』


ななもり「あっ、ありがとうございます！では３週間後でどうでしょうか…？」


『はい、大丈夫です！それとあわせてボカロ版も作曲させていただきます！』


こうして私初の楽曲提供が決まった。

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