020 ローマの休日�� ページ21
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「こうしていると、ブリタニアにいるのと変わらないですね」
「ユフィは本国から」
「はい！学生でした。先週までは」
「先週までって、じゃあ今は？学生って高校生？観光っていつでもできるでしょ？」
「ふふ、質問攻めですね」
「あ、すみません…」
「あぁ！そんなつもりじゃ、その、今日が最後の休日で、だから最後に見ておきたかったんです」
「エリア11を、どんなところなのかなーって」
「だったら、僕じゃなくても」
「いいえ？良かったです、貴方で」
「、そうですか、」
スザクにとっても、ユフィにとっても楽しい時間だった。
クレープを食べ、街を巡り、笑い合う。新鮮だった。
「スザクさん。もう１箇所だけ案内してもらえますか？」
「なんなりと、お申し付けください。お姫様」
「では、新宿に」
「え？」
「私に新宿を見せてください、枢木スザクさん」
新宿は荒れ果て、二人はそれを眺めていた。
レジスタンスの玉城記念撮影していたブリタニア人と小競合いしていた。
気が付いたスザクはユフィを置いて仲裁に走る。
「出てけよ！ブリタニアの豚ども！！」
「なんだよ、イレヴンのくせに！」
「日本人だ！イレヴンなんて言うな〜！！」
「何言ってるんだ！オマエら、ウチに負けたんだろ？敗戦国の犬が！！」
駆けつけたスザク。
「止めてください、暴力は！！」
「邪魔すんなよ！」
追い払う玉城の手がスザクの顔を直撃し、サングラスが飛ばされた。
一同は、スザクの正体に気がつき騒然とする。
「オマエ、枢木 スザクか？」
「クロヴィスを殺った枢木？」
「こいつはただの奴 隷だよ。
何が名誉ブリタニア人だ。嬉しそうに。
プライドも仲間も魂も売って、それでも日本人か！？」
「違う。僕は！！」
「違わねぇんだよ！！このブリタニアの犬が〜〜！」
スザクに飛び掛る玉城だが、スザクは奇麗に一本背負い。
「やめてください。自分は訓練を受けた人間です。これ以上同じ仲間で…。」
「何が仲間だ！！」
「おい、もういいだろ！」
仲間に諌められて男達は退散した。
入れ替わるようにユフィが現場に駆けつけた。
助けられたブリタニア人はスザクに言った。
「遅いんだよ！ったく名誉のくせに！」
「何で逃がしたんだ！やっちまえよ！どうせ何人もイレヴンを殺してきたんだろ？ だれがオマエを養ってると思ってんだよ！！」
ユフィはブリタニア人に近寄り、頬を叩く。
「これ以上この方を侮辱することは許しません！」
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古城玲於(プロフ) - 今後ともよろしくお願いします！本当にありがとうございます (2019年7月26日 14時) (
レス) id: 56f98660a0 (このIDを非表示/違反報告)
古城玲於(プロフ) - はじめまして、復活しました。コメントありがとうございます！これだけでやる気が (2019年7月26日 14時) (レス) id: 56f98660a0 (このIDを非表示/違反報告)
翔。(プロフ) - はじめまして、拝読させていただいてます！とても自分好みのストーリで読み言ってしまいました！！続き待ってます！！！頑張ってください！ (2019年6月20日 1時) (レス) id: 7366e8991b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛朗素 | 作成日時：2019年3月12日 19時
