落とし合い【黄×赤】

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赤「えっ、ちょ…」


青「んー？どしたぁ？」

目の前には青ちゃんの顔
俺が横たわっているのは青ちゃんのベッド


"一緒に寝よ"

そう言われて強引に腕をグイグイ引っ張られ、ベッドに投げられた


ただ一緒に寝るだけ、こんなの幼い頃にしょっちゅうあっのに、変に意識してしまう



青「電気、消すよ」


赤「う、うん…」


青ちゃんも平常そうに見えるが、どこかぎこちない様子



赤「ひゃっ、んっ…っ、青ちゃ…ん、？」


耳に髪の毛をかけられ、縁にそってなぞられる
ふぅ、と吐息がかけられて変な声まで出してしまった


青「…っ！ごめ、……」
彼はハッとなって手を引っ込め、向こうを向いて寝てしまった


相手は青ちゃん
幼馴染み で 親友 で ずっと仲良し



"僕のこと以外なんて忘れちゃえ"

でも頭に浮かんだのは 黄さん だった
胸のあたりがモヤモヤする



きっと、その正体は……………。

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