35話 ページ37
貴方side
そんな一件があったかくれんぼも
終わりを告げて夕飯の時間
夕飯はお肉が結構あったからBBQにした。
松田が焼いた肉を萩原が食べて
喧嘩になりかけたりしたけど、楽しかった。
2つあるお風呂を使い、汗を流したところで
あとは寝るだけなんだが…
『…はあ、もう無理。』
僕は目の前の光景に頭痛を覚えた。
何を思ったかこいつらは酒を飲み始めてしまった
しかも珍しく酔わない零が酔うほどに。
萩原「柚月ちゃん、ちゅーしよ？」
松田「柚月は俺とちゅーすんだよ！」
『どっちともしねーよ、あほ』
こいつらが散らかした空の缶を片付けながら
絡んでくる萩原と松田を受け流す
『ちょ、萩原抱きつかないで！』
座ったとたん腰に腕を巻き付けて後ろから
抱きついてきた萩原に叫ぶと、前から松田が
来て所詮"顎クイ"というものをやられる。
かくれんぼのときのこともあって、
色々糖分高めだから、心臓が持たない。
『松田、待っ…うわっ！』
顔を近づけてきた松田に"待った"を
かけようとしたら、脇から腕を引っ張られて
誰かの腕の中にぽすんと収まった
『あ、景光、ありが…』
諸伏「柚は俺のなの！」
『ちょっと待て、
僕はいつからおまえのものになったよ』
助けてくれたからお礼をしようと思ったら
君も同類だったか。
ぎゅーって抱き締めながら
"俺のなの"宣言されても僕は君のものじゃないよ
降谷「柚はいつからヒロのものになった」
…っと、ここまではいいよ。
覚えてる？あの酔わない零さえも
今は酔っているということを。
降谷「いくらヒロでも、柚は渡さない。」
…なんなの？この取り合い。
別に僕のこと取り合わなくてもいいし。
強いて言うならさ…
『さっさと寝ろ！この酔っぱらい共！！』
＿＿＿＿……ということがあったのが30分前
『寝るの早いな、子供かよ。』
散らかった空き缶を片付けて部屋に戻ると
珍しくお酒が入っていたし、かくれんぼの疲れと
夕飯の満腹感が勝ったのか彼等は寝ていた。
それにしても、皆して寝相悪い。
萩原は松田に抱きついてるし、
松田は拒んでないけど脚で零を蹴ってる
景光と零は背中合わせにくっついて寝てる
零の脚は松田を蹴ってるけどね
僕は皆が起きないように静かに扉を閉めた
『おやすみ』
僕とは違う、よい夢を。
…なんてね。
きっと誰にも聞こえてないだろうけど。
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ぽこぽん(プロフ) - 命亜さん» ご指摘ありがとうございます。そうなんですよね。でも生憎とこの小説はご都合主義とオリジナルの産物なのでご容赦ください。 (2022年5月15日 8時) (
レス) id: d7923ddccb (このIDを非表示/違反報告)
命亜 - ゼロヒロは親居ませんよ？ (2022年5月13日 10時) (レス) @page5 id: 09433d1ffe (このIDを非表示/違反報告)
ぽこぽん(プロフ) - 夜空 -Night Sky-さん» やったね！感想を送ってきてくれるの楽しみにしてます！((想像した悲しい結末にならないよう祈ってね！☆ (2020年6月6日 11時) (レス) id: b37f06fbda (このIDを非表示/違反報告)
夜空 -Night Sky-(プロフ) - ぽこぽんさん» 了解です！泣きます！((( ちなみに、それで泣いたのは悲しい結末を想像してですw (2020年6月6日 10時) (レス) id: 2b2a41cc61 (このIDを非表示/違反報告)
ぽこぽん(プロフ) - 夜空 -Night Sky-さん» はやっ！？でも、私のかいた小説で泣いてくれるなんて正直嬉しいです！変な感じしますけど笑。これからも、もっと泣かせにいくのでどんどん泣いて最後はハッピーエンドになってください！……ってそこは私の腕次第ですな。 (2020年6月6日 10時) (レス) id: b37f06fbda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽこぽん | 作成日時：2019年10月2日 15時
