妖精と虎の絆物語 3章【FAIRYTAIL】合作

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マリside


マリ「た、だい、まぁぁ……」


そーっと、そーっとギルドのドアを開けた。

いつものギルドのドアなのに、こんなにそーっと開けるのは、
いつもみたいに、思いっきり開けないのは、


緊張してるから、なのかな？


ミラ「あ、お帰りなさいマリ。」

マリ「ただいま、ミラ。」


私を見ると、いつも通り、笑顔であいさつしてくれるミラは、いつもと同じ。


マカオ「今日はドア、蹴んないで入ってこれたなw」

ワカバ「そんな毎日蹴ってたら、修理代がバカみたいになっちまうぜww」


冗談めかして笑ってるマカオとワカバも、いつもと同じ。


でも……


なにかが違う。

絶対わかる間違い探し。


それは……



マリ「ナツ達、は…？」


ナツ達がいない。

いつものメンバーが、ナツとグレイとエルザとルーシィとウェンディが。


いない。


それと……



スティング「お邪魔してまーす！」

ローグ「それでもマスターか、お前は。」

ユキノ「まぁまぁ。」

ミネルバ「しかし、本当に大きいな。」


セイバートゥースのみんながいること。


ミラ「いらっしゃい。ナツ達とエスナなら、さっきギルドを出ていったわよ。」



えぇぇ！？！？！？

出ていった！？
なんで！？

なんで！？！？


スティング「もしかして、入れ違った、か！？」

ローグ「いや、それはない。オルガが、まだエスナはギルドには帰ってきていない、と。」


じゃあなんで！？

もう、フェアリーテイルとも遊ばない、とか！？


え、え！？！？


マリ「ミラ！！いつ帰ってくるか、わかる！？」

ミラ「え！えっとー…多分、15分後くらいには……」



15分。


こんなに緊張する15分なんて、きっともうないんだろうな。



あーあ！！






早く、エスナと遊びたい…

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