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story261 ページ43

ユリカside

まず、種目説明が行われた。

大魔闘演武の日程はこんな感じ。


1日目 隠密(ヒドゥン)+バトル

2日目 ???+バトル

3日目 ???+バトル

4日目 ???+タッグバトル

5日目 ?????


1日目の競技、隠密には

妖精の尻尾A グレイ

妖精の尻尾B ジュビア

四つ首の猟犬 イェーガ

人魚の踵 ベス

青い天馬 イヴ

蛇姫の鱗 リオン

大鴉の尻尾 ナルプディング

剣咬の虎 ルーファス

が、出場することになった。


しかし……

妖精の尻尾は最下位となってしまった。


ほとんどの理由は大鴉の尻尾の集中攻撃


やっぱり………妖精の尻尾とは敵対してるもんね

狙ってくるのは当然…………か、


姑息な手を使ってこなきゃいいけど。


そんな私の深刻な考えとは裏腹に

会場は大爆笑。


何でそんなに笑うの?

競技上、どこかのギルドが最下位になる

それがたまたま妖精の尻尾だっただけじゃない


何がおかしいのよ………………!!


私は無意識に手を強く握っていた


ラ「おちつけ、ユリカ」


ミ「みんな……同じ気持ちなのよ」


『…………負けたくない』


こんな観客に………大鴉の尻尾なんかに負けない

妖精の強さを見せてやる…………!!!


『ごめん、先に戻ってるね』


私はそういってその場をあとにした…………

















─医務室。


″コンコン″


ポ「……入りな」


中からそう、声がしたので

私は扉をゆっくりと開ける


『失礼します』


ベットに視線を移すと

そこにはウェンディとシャルルが寝ていた


『2人の具合はどうですか?』


ポ「……魔力欠乏症だよ」


魔力欠乏症……………

やったのは大鴉の尻尾だっていってた


やっぱり、許せないよ。


ポ「安心しな、私が必ず治してやる」


『もともと信じてますよ』


ポーリュシカさんの腕は確かだ、

必ずウェンディたちを治してくれる


ポ「あんたは、試合に集中するんだよ」


『わかってます、仲間たちが受けた屈辱は

 必ず晴らします…………いい意味で』


そういう私に、

ポーリュシカさんは少しだけ微笑んだ


ポ「ならとっとと行きな、

  次の試合が始まるんだろう?」


『そうですね…………

 ウェンディたちをお願いします』


私はもう一度ウェンディたちに視線を移し

医務室をあとにしたのだった。

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セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ノアさん» そうなんですね!私も大魔闘演武編好きですよ笑大魔闘演武編は長くなりそうなのでよろしくお願いします! (2017年7月10日 7時) (レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - 大魔道演舞編を作ってくださりありがとうございます。私、大魔道演舞のを読みたかったんですよねー (2017年7月10日 6時) (レス) id: fb136a3bf9 (このIDを非表示/違反報告)
キャンディット(プロフ) - うん!応援してるよ(*^▽^*) (2017年6月27日 21時) (レス) id: ec423a5b82 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - キャンディットさん» ありがとう!早く主人公ちゃんの過去に触れられるように頑張るねo(`^´*) (2017年6月27日 20時) (レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
キャンディット(プロフ) - すごい!もう、6章!本当にすごいよ(^o^) 主人公ちゃんの過去、気になるな〜(^_^)ウズウズ 更新頑張ってねー♪ (2017年6月27日 16時) (レス) id: ec423a5b82 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セレーナ・ラフィーネ | 作成日時:2017年6月26日 21時

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