少女の記憶、少女の運命 6章 【FAIRYTAIL】

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ユリカside

ﾛﾒ「絶対出るんだーーッ！！！

　 出る出る出る出る！！！！」


ﾏｶ「出ねぇ出ねぇ出ねぇ出ねぇ！！！！

　 絶対認めねぇ！！！

　 アレにはもう二度と参加しねぇ！！！」


マカオとロメオの言い合いは

ギルドの外にまで聞こえていた


『なんだろう………』


ｳｪ「もめてますね」


中の様子を気にしつつ、

私たちはギルドの扉を開けてギルドに入った


ナ「ただいま。」


ﾏｯ「お！帰ったのか、

　 いい薬はもらえたのか？」


ル「ウェンディだけね」


ｳｪ「エヘヘ」


ﾛﾒ「父ちゃんにはもう決める権限ねーだろ！！

　 マスターじゃねぇんだから！！！」


ﾏｶ「オレはギルドの一員として言ってんの！」


私たちがギルドに入ってもなお、

２人の言い合いは続いていた


グ「何の騒ぎだ？」


『親子ゲンカ？』


私にはそうにしか見えないけど………

他のみんなも同じようで苦笑い


ﾛﾒ「今回は天狼組がいる！！

　 ナツ兄やエルザ姉、ユリカ姉もいるんだ

　 妖精の尻尾が負けるモンかっ！！」


その言葉に私たちは首をかしげた


ナ「さっきから何の話だよ、」


ﾛﾒ「ナツ兄たちのいない間に

　 フィオーレ１のギルドを決める

　 祭りができたんだ。」


ハ「おーっ！！」


ナ「そりゃ、面白そうだな。」


祭りと聞いたハッピーとナツの

食いつきがハンパない。


ﾛﾒ「フィオーレ中のギルドが集まって

　 魔力を競い合うんだ。

　 その名も……大魔闘演武！！！」


ナ「おおーっ！！」


ル「大魔闘演武！！」


ｳｪ「楽しそうですね」


グ「まさに″祭″って訳か」


エ「なるほど、そこで優勝すれば……」


『妖精の尻尾はフィオーレ１のギルドになれる！！』


「「おおっ！！」」


マ「しかし…今のおまえらの実力で

　 優勝なんぞ狙えるかのう。」


そう、マスターの言う通り

天狼組には７年のブランクがある


ﾛﾒ「優勝したらギルドに３千万Ｊ入るぜ！」


マ「出る！！！」


マスターは、お金に目が眩んだらしい

ギルド…………お金無いもんね


ナ「燃えてきたぞーーっ！！！」


ダ「その大会はいつやるの？」


ﾛﾒ「３ヶ月後だよ！！」


ナ「十分だ！！！それまでに鍛え直して

　 妖精の尻尾をもう一度

　 フィオーレ１のギルドにしてやる！！！」


ナツは拳を合わせてそういった

その言葉にギルドの全員が微笑んだ


マ「チームフェアリーテイル！

　 大魔闘演武に参戦じゃぁああ！！！」

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