検索窓
今日:23 hit、昨日:10 hit、合計:17,210 hit

. ページ8

ダ「ねぇ、ユリカ」


『ん?』


ダ「調査…って言っても、当てはあるの?」





各自調査を命じられた私たちは、現在電車に揺られていた。

確かに、手がかりのありそうな場所……って言っても悩むしそう簡単には思い浮かばない。
そもそもこっちの世界に存在する星霊に関する情報ってそう多くはないと思う。


でも…心当たりがあるとすれば、





『……マスターが言ってたでしょ。
異常気象の影響が星霊界にも出ているのかって。
それか逆に考えると星霊界の影響がこっちの世界に出ているのか……?』


ダ「つまり?」


『……この二つに関係があるのなら、過去にこういった異常気象がなかったか調べてみようと思って』


ダ「そっか!確かにありえない話じゃないかも…!」





きっとみんなは星霊について、リベラムについてを主に調べるはず。
それなら少し視点を変えて……私は異常気象を。
少し遠回りかもしれないけど、どこかに情報が隠れているかもしれない。





ダ「でも、どこに向かってるの?これ」


『知り合いに天気を操る魔法の使い手がいてね。
天気についてはすっごく詳しいの』


ダ「へぇ〜、やっぱりユリカって顔が広いよね」


『昔、仕事先で知り合ったの。
ちょっと変わった人ではあるんだけど……まぁ、良い人よ』





天気魔法の使い手、フォルア・ロランティ。
彼は魔導士でありながら天気を研究する研究者だ。
各地の気候とか異常気象とかを調べていて、天気について研究するのが彼の生き甲斐らしい。

とにかく変わった人だけど……
異常気象を調べるのに彼以上の適任者はいないと私は思ってる。





《まもなくクレオメ駅です》


『降りるわよ、ダイア』


ダ「あ、うん!」

.→←.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
109人がお気に入り
設定タグ:グレイ , FAIRYTAIL , 妖精の尻尾
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

マリイ - ユウカ・スズキの小説も書いて欲しいです ユウカ好きなのでラミアスケイルの (2022年7月28日 21時) (レス) id: 70be676ed1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:セレーナ・ラフィーネ | 作成日時:2021年8月11日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。