encounter ―1― ページ46
ユリカside
『……なかなかないものね、情報』
妖精の尻尾解散から数週間、
私はいろんな場所を旅しつつ……情報を集めていた。
情報……というのは女神の情報。
女神の本は見当たらない………
本当、どこいっちゃったんだろ………
っと思っていたその時、
″ザァーッ″
雨が降ってきた、大雨が。
『待って！ここ森の中なんだけど！』
雨宿りできる場所なんてないって！
そう思いながら私は走った。
もしかしたら場所があるかも………って
『きゃっ』
木の根っこにつまずいて、盛大に転んだ。
『ったた…………』
──ちょっと！大丈夫？ユリカ。
──手かせよ、ほら。
こんな時でも、仲間の声が頭に響く。
『寂しいな……』
私は立ち上がってポツリと呟いた。
そして私は顔についた泥を拭って歩き出した。
．
どれほど歩いただろう……雨はもうやんだ。
だけど、私の疲労が癒えるわけじゃない………
『っ！』
転んだときにできた傷が痛い。
あぁ、これからどうしよう………
取り敢えず街に行くしかないかな………
？「お前、どうした？その傷」
突然声をかけられて、
私は思わず勢いよく振り向いた。
『……誰？』
ﾘｭ「オレはリュカ・スクリムールだ」
『リュカ……ね、よろしく
私はユリカ・ラドワンスよ』
私たちはお互いに握手を交わした。
ﾘｭ「で、ユリカ？その傷はどうした？」
『え？あぁ……さっき転んだのよね
かなり盛大に』
なんか情けないな〜…………
っと、今更ながら恥ずかしくなる。
ﾘｭ「その傷の様子からわかる、
盛大に転んだことがな…………
着いてこい、手当てしてやる」
『……どこに行くの？』
ﾘｭ「この先にオレたちが使ってる小屋がある
そこだ」
『オレたち？』
ﾘｭ「行けばわかる」
リュカがそういうので……
私は素直にリュカに着いていくことにした。
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セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - 桜餅。さん» 明けましておめでとうございます！こちらこそ、使わせていただきありがとうございます！いつか、また出せたら良いな〜っとは思ってるので、その時はよろしくお願いしますね！これからも、この少女シリーズをよろしくお願いします！ (2019年1月14日 20時) (
レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
桜餅。 - 名前と魔法、採用していただきありがとうございます！すっごい遅くなってしまい申し訳ございません！そして明けましておめでとうございます！ (2019年1月14日 18時) (レス) id: c9b557ff61 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ameaさん» いつもコメントありがとうございます！とても嬉しいです！これからも楽しんでいただけるようなお話にしてまいります！続編でもよろしくお願いします！ (2018年7月17日 23時) (レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
amea(プロフ) - 続編おめでとうございます!!いつも楽しみにしてます!!無理なさらず、更新頑張ってください。応援してます!!! (2018年7月17日 22時) (レス) id: bec7f84051 (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - よかったです！！私こそお願いします！！ (2018年7月17日 19時) (レス) id: 7bda2fd29b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セレーナ・ラフィーネ
| 作成日時：2018年5月19日 11時
