少女の記憶、少女の運命 12章【FAIRYTAIL】

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グ「ルーシィ」


グレイは後ろに振り向いて

ルーシィに話をかける


グ「さっきはすまなかった……

　 奴等の手前、ずいぶんとひどい事を

　 言っちまったな」


ル「ううん…あたしの方こそぶったりして

　 ゴメンね」


ルーシィはグレイから少し目線をずらして

そういった。


グ「まぁ…メイドの格好で説教されてもな」


ル「そ…それは違うの……」


ルーシィは今になって恥ずかしくなったようだ


グ「オレは今でもおまえ等を仲間だと

　 思ってるよ」


ル「よかったぁ」


ルーシィは安心して笑みを浮かべた


そのルーシィの笑みを見て、

グレイもまた笑みを浮かべた。


ナ「だったら話は早ェ！その浄化作戦ってのを

　 一緒にぶっ潰しに行こーぜ！！」


ル「うん」


ハ「オイラだってがんばるぞ！！」


グ「おまえ等」


エ〈巻き込むつもりはなかったのだが〉


ナ「巻き込もうが巻き込まれようが関係ねえ！

　 一緒に戦えるんだぞ！！1年ぶりに！！

　 こんな時に言える言葉は1つしかねえだろ」


そして、皆は声をそろえて言った。


「「燃えてきたァ！！」」


妖精の尻尾復活に向けた、最初の戦いだ。

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