少女の記憶、少女の運命 12章【FAIRYTAIL】

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not side

ナ「突撃ーっ！！」


ハ「あいさーっ！！」


正面から突撃しようとする2人を

ルーシィは首根っこを掴んで止めた。


ル「ちょっと待って！！

　 今回は相手が何者かよく分かってないのよ

　 正面から行くのは得策じゃないわ」


ルーシィの言う通り、

正面から行くと争いになるのは目に見えている


ナ「でもあそこにグレイが

　 いるかもしれねえんだぞ」


ル「だからこそよ、慎重に…

　 まずは情報を集めたい」


ナ「なるほど」


ルーシィの言葉に、やっとナツも

納得したようだった。


ル「バルゴの力で地中を通って

　 教会に潜入するの」


ナ「おおっ」


そしてルーシィはバルゴを召喚する。


しかし………

バルゴは何故か縄で縛られていた。


ル「ちょ…ちょっとどうしたの！？大丈夫？」


ナ「誰にやられたんだ！！」


ナツとルーシィは急いでその縄をほどく。


バ「お気遣いなく、

　 ヒマでしたので自分にお仕置きを♡」


ル「何やってんのよアンタ……」


ナ「奥が深いな〜星霊って」


ハ「あい」


おそらく、ルーシィは心配したことを後悔した


バ「お久しぶりです。ナツ様、ハッピー様」


ル「星霊衣(スタードレス)、バルゴフォーム」


ルーシィはロキの時と同じように

処女宮の鍵を自分に当てた。


バルゴフォームはメイド服でツインテール。


ナ「変身したーっ！！」


ハ「なんか鎧の怖い人思い出すね」


つまりは……エルザのことだろう。


バ「私の能力の一部を使える他、

　 魔力が上昇する効果があります」


ル「バルゴ行くわよ！！」


バ「かしこまりました姫！！」


そして外から穴を掘り、

ギルドへ潜入することに成功した。


バ「潜入成功ですね」


ル「ここは地下かしら」


ナ「おい早くケツどけろ」


ハ「ナツ〜ルーシィのパンツ丸見えだったね」


と、緊張感のない言葉をはっするハッピー


ここは……拷問の道具などが置かれていた。

拷問部屋……だろうか


ル「見つからないように

　 グレイの情報を集めなきゃね」


そういったのもつかの間、


ナ「グレーイ！！

　 いるなら出てこいやぁーーっ！！！」


ナツが大声を発した

コレでは潜入した意味がない………。


ル「！！」


ｼﾞｪﾛ「！！」


ﾌﾞﾗ「！！」


Ｄ「教会の中？」


ｱﾍﾞ「侵入者？」


グ「……ナツ？」

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