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story42 ページ44

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広い………真っ暗な部屋に男が2人いた



?「この作戦も最終段階に入った………

  あとは生け贄を捕獲するのみ」



1人の男はフードを被っており

椅子に足を組んで座っていた…………



?「生け贄は決まっているのか?」



もう1人の男もやはりフードを被っており

男が座ってる椅子の隣に立っていた



?「勿論だ、この作戦において

  生け贄の存在というのは欠かせない」



?「そうか」



しばらくの沈黙が流れる……………



?「そういえば、この前お前が言ってたこと

  少し書物で調べてみたんだ」



?「アレだけの情報で調べたのか………

  さすがだな。」



男は立ちあがり

近くにあった本棚から書物を取り出す

そして、あるページを開いた



?「もっともゼレフに近いとされた人間、

  ……………女神の存在」



ゼレフ………黒魔導士ゼレフ

魔法界史上、もっとも凶悪といわれる魔導士だ



?「女神と呼ばれているだけで

  そいつはれっきとした人間だ」



?「しかし、女神に関する情報は極端に少ない

  だが……………」



男はニタリと怪しく笑った



?「女神はかなりの力を持っていたらしいな

  …………その力、どれほどのものか」



?「そのために…………生け贄が″2人″

  必要なんだろ?」



何を思ったのか男は声をあげて笑った



?「そうだ!!

  生け贄を捧げ……ゼレフ、

  そして女神と共に新たな世界をつくる!」



?「………。」



?「待っていろ…妖精女王(ティターニア)妖精の姫(フェアリープリンセス)……

  生け贄はお前たちだ!!

  羽をむしりとって地に落とし

  その身をゼレフと女神に捧げてやろう

  そして新たな世界の鍵となるのだ!!」



そして男は再び声をあげて笑った



ただ広い……真っ暗な部屋に

男の笑い声だけが響いていたのだった

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セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ラミンさん» それは全然大丈夫ですよ! (2018年12月4日 17時) (レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
ラミン(プロフ) - グレイオチを参考にしたいと思いまして・・・ (2018年12月4日 16時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ラミンさん» タイトルを参考に、ってことですか? (2018年12月4日 16時) (レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
ラミン(プロフ) - セレーナ・ラフィーネさん» グレイオチの作品にしたいのですが、タイトルが思いつかなくて・・・ (2018年12月4日 16時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ラミンさん» どのように参考にするのかだけ教えていただけると嬉しいです! (2018年12月4日 16時) (レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セレーナ・ラフィーネ | 作成日時:2017年3月30日 17時

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