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story40 ページ42

ユリカside

「君たちに任せて正解だったよ」


後ろから声がした


『ええ、″呪い″の謎は解けました』


私は後ろを見ずに答えた

その声の正体は…………わかっていたから


「ありがとう、魔導士さん」


全員が後ろを向く


グ「船乗りのおっさん!!」


ル「ええっ!!?」


そう、そこにいたのは船乗りのボボさん


村「ボ……ボボ……!」


村長さんの息子さんだ


「おまえ……確か死んで………!」


村の人たちは驚きを隠せない様子


「オレたち悪魔は胸を刺された位じゃ

 死なねーだろ?」


それに対してボボさんはケラケラと笑っている


グ「おっさん……船の上から消えて……。」


グレイがそう言うとボボさんが消える


ル「ひいっ!!」


『上よ』


怯えるルーシィに私は耳打ちする


ル「えっ?」


そこには羽をはやしたボボさんが


「あの時は本当のことが言えなくて

 すまなかった」


『いえ、薄々気づいてましたから』


私はニコリと微笑んだ


「ははっ、さすが風水の巫女だ」


村「ボ……ボボ!」


村長さんも羽をはやし、飛んでいく

それにつられて他の人たちも


「ボボが生きてたぞー!!」


「今夜は宴だー!!」


エ「悪魔の島…か」


ナ「でもさ、なんか皆の顔を見てると……

  悪魔っていうより、天使みたいだな」


ナツのその言葉に私は自然と頬が緩んでいた
















その夜は皆で飲んで歌って踊って………

とにかく騒いだ

この日の夜を私はきっと忘れない



─仲間との最初の冒険─

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セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ラミンさん» それは全然大丈夫ですよ! (2018年12月4日 17時) (レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
ラミン(プロフ) - グレイオチを参考にしたいと思いまして・・・ (2018年12月4日 16時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ラミンさん» タイトルを参考に、ってことですか? (2018年12月4日 16時) (レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
ラミン(プロフ) - セレーナ・ラフィーネさん» グレイオチの作品にしたいのですが、タイトルが思いつかなくて・・・ (2018年12月4日 16時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ラミンさん» どのように参考にするのかだけ教えていただけると嬉しいです! (2018年12月4日 16時) (レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セレーナ・ラフィーネ | 作成日時:2017年3月30日 17時

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