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story37 ページ39

ユリカside

私は岩陰からグレイの元へ駆けた


リ「よ……よせ!!グレイ!!!

  同じ事の繰り返しだぞ!!!

  いずれ氷は溶け……

  再びこのオレが挑む…………!!」


グ「これしかねぇんだ。

  今……奴を止められるのはこれしかねぇ」


そして私はグレイの前に背を向けて立つ


グ「ユリカ!?」


『何で………?』


グ「!?」


『何で無茶するの………?』


無茶しないって約束したのに………!!


『私を………私たちを裏切るの!?』


グ「っ!どけっ!!邪魔だよ!!!」


グレイは私に怒鳴り声をあげた

グレイが私に怒鳴るなんて滅多にないのにね?


『どくわけないでしょっ!!?』


グ「!!」


私も珍しく怒鳴り声をあげた


『私は……グレイに死んでほしくない………

 まだ……ううん、

 ずっと一緒に冒険してたいよ!!』


グ「ユリカ……」


ナ「オレも同じだ」


ナツも私と同じようにグレイの前に立った


ナ「オレもお前には死んでほしくねぇ、

  仲間を失うなんてごめんだ」


グ「ナツ……」


私は指をパチンッとならす

すると………絶対氷結(アイスドシェル)は消えた


グ「!!?」


が、それと同時に私は倒れた

魔力切れ…………だね?


『ナツ……お願い』


あなたならできる………

デリオラをとめてグレイを……救ってあげて?


デリオラが腕を振り上げる


グ「よけろォオォー!!!」


ナ「オレは最後まであきらめねェぞ!!!」


しかし、デリオラは空中で静止し、

崩れていく……


リ「そんな……デリオラは……すでに死んで……」


ナ「すげーな、おまえの師匠!!」




〈おまえの闇は 私が封じよう〉




グレイの頬に涙がつたう



グ「ありがとうございます……師匠……」


ユリカside end


ルーシィside



ウルの氷は溶けて水になっちゃって



そして 海へと流れていく



それでもウルは生きてるんだ



グレイはそう言ってた



あたしもそんな気がするな



海になったウルは二人の弟子をずっと見守るの



もうケンカしないでってね

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セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ラミンさん» それは全然大丈夫ですよ! (2018年12月4日 17時) (レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
ラミン(プロフ) - グレイオチを参考にしたいと思いまして・・・ (2018年12月4日 16時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ラミンさん» タイトルを参考に、ってことですか? (2018年12月4日 16時) (レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)
ラミン(プロフ) - セレーナ・ラフィーネさん» グレイオチの作品にしたいのですが、タイトルが思いつかなくて・・・ (2018年12月4日 16時) (レス) id: a9e4616003 (このIDを非表示/違反報告)
セレーナ・ラフィーネ(プロフ) - ラミンさん» どのように参考にするのかだけ教えていただけると嬉しいです! (2018年12月4日 16時) (レス) id: 5392b90fcd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セレーナ・ラフィーネ | 作成日時:2017年3月30日 17時

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